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公益社団法人ガールスカウト日本連盟が、女子高校生たちによるオンライン署名運動「料理するのは“お母さん”だけですか?ファミリーマートの『お母さん食堂』の名前を変えたい!!!」を支援し、署名を呼び掛けていくことを表明しています。
ファミリーマートのオリジナル惣菜や冷凍食品シリーズの商品名「お母さん食堂」が、人々に固定観念を与える影響は大きいと考え、署名運動を行っているのは、兵庫県・京都府・岡山県の女子高校生3名。
ガールスカウト日本連盟では、持続可能な開発目標(SDGs)の目標5「ジェンダー平等」を実現し、誰もが生きやすい社会になることを目指す教育プログラムを実施しており、彼女たちは昨夏にガールスカウト日本連盟のジェンダー平等について考えるプログラムに参加したことがきっかけで、性別で役割を決めつけることがない社会をつくる活動を始めたそうです。
【高校生たちからのメッセージ】
食事を作るのはお母さんだけですか?
ファミリーマートの「お母さん食堂」の名前を変えたい!
私たちは、性別によって役割を決めつけることがない社会をつくるために活動しています。
「お母さん食堂」という名前ではどうしてダメ?
誰もが、「料理をするのは、お母さんだけ」だと思ってしまう。
女性=家事・育児というイメージがつくことで、女性が仕事をするうえで負担になっている。
男性も家事育児をすることが増えているのに、そういう取り組みを妨げている。
子どもたちも「女性=料理」は当たり前だと思って育つ。
性別によって役割が決まる(性別役割分業)という価値観が続いていく。
このままでは、いつまでも女性だけでなく、男性にとっても生きやすい社会になりません。
今、私たちが変えないと、未来は変わりません。
12月31日までオンライン署名と署名の拡散のご協力をお願いします。
目標1万人を目指します。