マックスむらいのチャンネルが悲惨な状態になってしまったのは一体なぜなのか?

文=千葉佳代
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 パズドラで一世を風靡し、ヒカキンに「この人に勝てないかもしれないって思った」と言わせたYouTuberマックスむらい。2020年7月20日チャンネルの休止を発表し、多くの視聴者が「寂しい!」「戻ってきて!」とラブコールを送っていたが、9月に活動を再開したあとのチャンネル登録者数は減る一方だ。

 マックスむらいはAppBank株式会社の創業者であり、2010年には福岡ドームの始球式で投球したり、テレビ番組にも出演する有名人だった。2013年にYouTubeで動画投稿を開始。超人気ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」の解説者として大人気となり、活動1年弱でチャンネル登録者数は100万人を突破。2013年、まだ「YouTuber」という言葉すらなかった時代にこの登録者数を叩き出すYouTuberは数えるほどしかいなかったのだ。

 その後の7年間をマックスむらいは「会社としてどう挑戦するかだった」と振り返り、ヒカキンとの対談動画では「AppBankという会社としての動画ってこうじゃないか」と、企業としてコンテンツを作っていたのだと語っている。企業のPRコンテンツとしては「やりきった感」があり、経営者とYouTuberの2足の草鞋状態だったことも含め、YouTube活動に限界を感じた。そこで「もう全部一度終わらせよう」と思ったそうだ。

 とはいえ、この休止宣言動画を出してわずか一カ月でマックスむらいは「マックスむらい SEASON2」を掲げ、YouTube活動を再開。燦燦と太陽光の照り付ける山の中で、「10万坪、東京ドーム2個分の広さの山」を借りたと話し、今後は山をメインに活動していくと明かした。「自然だったりとか、(中略)農業みたいなテーマであったりとか、後は商品開発、メイドインジャパン、世界に対する輸出だったりとか、あとは地域、地方に関しては過疎化だったりとか、高齢化だったりとか」と話し、みんなの生活をより豊かにするアプローチがしたいと、以前とはがらりと違う動画を出していくと発表したわけである。

 復帰後、第1弾の動画はスプラッシュマウンテン作り。その後は豚の丸焼きに挑戦したり、雨水をミネラルウォーターにしたりと、流行りのアウトドア動画に寄せていったが、動画再生数は軒並み10万以下とふるわなかった。結局、アウトドアへの転身からほどなくしてパズル&ドラゴンズの企画に舞い戻り、「鬼滅の刃コラボガチャ」を引くなどして再生数を稼いでいる。

 マックスむらいは10年スパンで自分が何に挑戦するかを決めている公言している。2010年代はスマホと動画の10年。そして次の10年は「もうひと勝負かけなきゃ」とのことだが、次の勝負は前途多難のようだ。

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