
渡部建
12月26日放送の『王様のブランチ』(TBS系)に不可解な演出があり、視聴者が首を傾げている。それは生放送である番組のエンディングで、複数の色の風船がCGで飛び、そのうちの一つだけが破裂するというもので、破裂した風船には同番組MCを務めていたアンジャッシュ渡部建の顔が描かれていた。
この日が年内最後の放送となった『王様のブランチ』。番組の最後で、渡部なき後ひとりでMCを務める佐藤栞が、視聴者への感謝を述べつつ「来年も良いお年を〜」と笑顔で手を振ると、色とりどりのCGバルーンが現れ上昇。そのうちの赤色の風船に、渡部の顔が描かれていたのだが、その風船だけが最後にパンと破裂した。
地味な演出であったものの、意外にもこれに気づいた視聴者は多かった。Twitterでは直後から「どういうこと?」「さすがに悪趣味すぎる」と批判的なツイートが飛び交った。
<王様のブランチのEDで赤風船に渡部の顔面貼り付けて爆発させる。胸糞悪過ぎる。>
<渡部さんの不倫でブランチは色々と迷惑を被ったかもしれないけど、いい大人がやることではないよ…>
<王様のブランチってこんないじめしてるんだね。渡部が可哀想だしテレビって闇深いわ>
渡部建は今年6月、唐突に全てのレギュラー出演番組に芸能活動の自粛を申し入れ。その後、「週刊文春」(文藝春秋)に不倫をすっぱ抜かれていたことがわかった。
『王様のブランチ』では2017年4月から総合司会を務めていた渡部。だが今年6月6日の放送を最後に出演しておらず、12月2日に正式な降板が明らかになった。
また、騒動後最初の『王様のブランチ』放送回となる6月13日には、佐藤栞里が涙ぐんで謝罪。レギュラー出演者のオリエンタルラジオ藤森慎吾は、<栞里ちゃんにこんな顔させてんじゃねーぞ! 何だよもう、バカヤロー!>と渡部を叱咤していた。
渡部は11月に開いた謝罪会見で、各局への謝罪行脚をしたと説明していたが、『王様のブランチ』とは深い遺恨が残ってしまったのだろうか。