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くらしのwebサイト「カジナビ」が、主婦234名を対象に「義実家への帰省やルール」に関してのアンケート調査を実施し、その結果を公開しました。
年末年始の定番行事のひとつに「帰省」がありますが、今年は新型コロナウイルスの感染が拡大していることもあり、半数近くの方が義実家への帰省をしないようです。
義実家へ行くときの気持ちはというと、「気疲れする」37%、「行きたくない」32%と、7割近くの人がネガティブな気持ちを持っているようです。
帰省した時に驚いた“義実家の謎ルール”も。
「食事中に飲み物が出ない」
「朝食はおかずが7品以上で、朝から作るのが大変!」
「バスタオルはずっと洗わず乾かすだけで使い回す」
「朝のトイレは大じゃなければ流さない」
「お墓参りを深夜に行う」
「親戚一同で食事をする時に祖父が座らないと他の人が座れない」
「家事は全て義母の仕事で男性陣は一切手伝わない」
などなど……。
食事、入浴など生活習慣に関するルールは各家庭で異なるものとはいえ、パートナーの実家が自分の育った環境とあまりにかけ離れていると、びっくりしますよね。それは相手も同じかもしれませんが。
かつて嫁姑バトルを扱うテレビドラマが大人気になるなど、義実家との関係は悪くて当たり前のイメージもあります。しかしこの調査では、55%が義実家との関係は良好だと回答。明確に「いいえ」と答えたのは11%で、35%は「何ともいえない」と濁しています。それでも義実家への帰省を「楽しみ!」にしている回答者は10%だと踏まえると、「仲良し!」よりは「当たり障りなく」のお付き合いなのかもしれません。
義実家と対立した時の夫の動向を聞いたところ、最も多かったのはそもそも「対立したことがない」35%、次いで「私(嫁)」31%でした。一方で、「どっちつかず」26%と、見て見ぬふりしてしまう夫も一定数いるようです。
義実家と対立まではいかなくとも、イラっとすることを言われた人は多いようです。
「息子(旦那)のお小遣い増やしてやりなさい」
「子供は3人産まないとダメだ」
「なかなか結婚しないから結婚詐欺かと思ったわ」
「前妻の○○ちゃんなら、もっと気が利いたかもねぇ~」
義両親からの心ない発言にイラっとした時に、言い返せるという人は34%。ほとんどの人にとって、パートナーの両親であり今後も付き合いが続く相手に言い返すことは、ハードルが高いようです。
▼調査概要
調査内容:「義実家への帰省やルール」に関するアンケート調査(https://kaji-navi.jp/giri-jikka-rules/)
調査方法:インターネット調査
対象者:全国のクラウドソーシング利用者の主婦234名(年齢問わず)
調査期間:2020年12月15日~12月17日
「カジナビ」
調査