滝沢秀明がジャニーズ副社長になって激変──消えるジャニーズタブー

文=wezzy編集部
【この記事のキーワード】

 ジャニーズJr.の不祥事も、今まで以上に厳正な対処があった。

 10月2日付「文春オンライン」にて、ジャニーズJr.のグループ・宇宙Sixのメンバーである山本亮太が闇営業のスロット店に出入りしていることが報じられ、すぐさま契約解除となった。

 その後、宇宙Sixの残りのメンバー3人が話し合った結果、<連帯責任なので、けじめとして解散という形をとらせていただけないでしょうか>と会社に申し出たためグループは解散した。

 この結末に対して、山本と20年近く親交のあった滝沢秀明副社長は、日刊スポーツに対して<彼が苦労していた時や楽しい時に一緒に過ごしていた時間もあったので、個人的には非常に期待もしていましたし、ある意味かわいい後輩の1人という感覚><ですが、やはり今回のことは、かばいきれなかった。悔しい思いが強いです>とコメントしていた。

 一方、山本は翌11月にSNSのアカウントやYouTubeチャンネルを立ち上げソロ活動を始めている。

 ジャニーズJr.のスキャンダルは他にもある。12月20日付「文春オンライン」は、ジャニーズJr.のグループ・美 少年の佐藤龍我と女優・鶴嶋乃愛が交際していると報じた。佐藤は東京郊外で一人暮らしする鶴嶋の自宅に泊まり、仕事や高校に行っていたという。

 これを受けてジャニーズ事務所は佐藤の芸能活動自粛を発表。恋愛だけでこのような処分をくだすのは行き過ぎのように思えるが、ジャニーズ事務所としては「佐藤がまだ高校に在学中の未成年であること」「コロナの感染に注意しなければならない社会状況にも関わらず、軽率な行動をとっていること」を問題視したようだ。

 このように2020年、ジャニーズ事務所はあらゆるスキャンダル報道をスルーせず向き合った。前述のようにジャニーズ事務所といえば、週刊誌などでスキャンダルを報じられても、刑事事件でない限りは無視し、息のかかったスポーツ新聞やテレビ局、週刊誌の版元も後追いしないのが当然となっていたことを考えれば大きな変化だ。

 2019年7月に創業者のジャニー喜多川氏が亡くなり、ジャニーズ事務所は姪である藤島ジュリー景子社長・滝沢秀明副社長という体制に移行。特に滝沢氏はジャニーズ事務所の体質を変えて、クリーンな芸能事務所に生まれ変わるよう尽力しているようだ。

 コロナの影響でコンサートや舞台の中止が相次ぐなか、手越や山下のような人気タレントまでもが事務所を去るという、ジャニーズ事務所にとっては災難続きの2020年となった。年末には少年隊の錦織一清と植草克秀も退社。今年3月にはTOKIOの長瀬智也も辞める。

 すでに看板グループの嵐も活動を休止し、いよいよ新しい時代のジャニーズ事務所をつくらなくてはいけない。いつまでも旧時代のやり方に則っていては、進化が止まってしまう。YouTubeをはじめとしたネットメディアへの進出も、タレントの不祥事への介入も、ベクトルは同じだろう。SMAPと嵐がいなくなった2020年代、ジャニーズ事務所は次の“国民的アイドルグループ”を生み出すことは出来るのだろうか。

1 2

「滝沢秀明がジャニーズ副社長になって激変──消えるジャニーズタブー」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。