SixTONESの1stアルバム『1ST』、聴きどころをメンバー直々に徹底解説

文=千葉佳代
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 デビュー2年目を迎えたSixTONESが、2021年1月6日に1stアルバム『1ST』(ファースト)をリリースする。初のフル・アルバム『1ST』はSix TONESの名前の由来ともなった「原石」、「音色」の名を冠した初回盤2仕様と、通常盤の全3形態だ。SixTONESは自身のYouTubeチャンネルで全形態共通で収録される10曲を聴きながら解説。曲への熱い思いを言葉にしている。

 アルバムのリード曲はSixTONES史上最「叫」と呼ばれるキラーチューン「ST(エスティ―)」だ。「STは今までで一番言葉を伝える楽曲だね」と言う松村に、「より歌詞に意味がこもってるっつーか」「うまく歌おうより、伝えよう!」と田中が呼応した。すでに昨年末から音楽番組で披露され、MVもYouTubeで公開しているので、この曲でSixTONESを好きになったというファンもいるかもしれない。

 2ndシングルの「NAVIGATOR」が流れた瞬間、田中はあらためて「いや、すごいな、ナビゲーターって!」とつぶやいた。SF的な世界観のクールなダンスロックチューンだが、「不思議と懐かしい感じがしちゃう」と高地。「わかる!わかるよ!」とジェシーも応じた。「ナビゲーターが流れた瞬間、一気にナビゲーターの空間になるよね」と言う田中にも、みんな「わかるわかる」と頷く。とにかく以心伝心らしい。

 三曲めは「Special Order」。SixTONESの真骨頂でもあるワイルドなダンスチューンだ。「これはもうガチでね、お待たせしましたって感じ」と松村。音楽にノリノリで体をくねらせながら「ここ好き!」と高地が言うと、「誰でもわかるでしょ!」と京本。「これは誰でも手が出る」「ライブやる前だけどお客さんが盛り上がってるのが見えるもんね」「俺もシチュエーション、全部見える!」「俺ららしい、ワイルドでセクシーな感じは久しぶり」と全員で自画自賛した。

 続くは3rdシングル「NEW ERA」。「走りだそう、ってサビがいいよね!」とメンバーが絶賛するように、強いメッセージと決意を歌った、疾走感あふれるミクスチャ―ラウドロックだ。この曲の良さは「疾走感だね!」と満場一致。「(この曲を聞くと)音楽のジャンルっていっぱいあるんだなって思うよね」と高地。「本当にいろんな要素が詰まってない?」と田中が言うと、全員が頷いた。

 五曲めの「Curtain Call」は、メンバーが『夜明け前、夜が明けそうな時間に聞いて泣いちゃう曲』とオーダーして作ってもらった曲だという。アバウトな注文だったにも関わらず、ドンピシャな楽曲に仕上がった。爽やかな部分が一瞬出るのが余計に切ないと評する田中は、「俺、これで泣きたい!」と曲への思いを込めた。

 続いて「Dance All Night」。SixTONESが全編英語歌詞に挑戦したEDMアッパーチューンだ。「近未来的な、不思議な感覚になる」と言うジェシーに、「これ流れたら楽しくなる!」と京本。ジェシーのかっこいい英語の発音に注目してほしい。

 「S.I.X(エス・アイ・エックス)」は2枚目のシングルをリリースする頃から温めてきた曲。メンバーたちは「これ、アルバムに入れたらいいよね」と妄想していたという。「S.I.X」というタイトルも「俺ららしいタイトルにしよう」とメンバーで考えた。「ライブでみんなと一緒にやることを想定したうえでチョイスした曲」だと田中は熱を込めて話す。クラップ音もメンバーがやっているそうだ。今後のLIVEのマスト曲間違いなし、クラップとコール&レスポンスで会場を一体化させるアッパーミュージックだ。

 続く「Coffee&Cleam」では、「ジャンルやりすぎじゃない?ってくらいやってるよね」と高地。それもそのはず、この曲はジャジーなピアノのフレーズが印象的なChili系HIPHOPで、J-POPではなかなか聞かない曲調だ。「いわゆるヒップホップなんだよね、これも」「こういうヒップホップも世界的なトレンドとしてあるんだよ」というところを見せたかったという。「ジャニーズJr.の時からこういう系はパフォーマンスとして取り入れてきたじゃん。デビューしてこういうのがより強めな楽曲を提供できるのってすごい嬉しい」とジェシー。ちなみに、高地は、ジェシーの発音のニュアンスがかっこよかったので、ジェシーの音を聞きながら撮ったそうだ。また、京本は「慎太郎の踊り方がめちゃくちゃ良いので、慎太郎のを聞いてみて」とスタッフに言われたという。

 そして記念すべきデビュー曲「Imitation Rain」。今さら解説も不要な名曲だ。楽曲提供はYOSHIKI(Ⅹ JAPAN)。静けさと激しさが共存するロックバラードで、「何回聞いても素晴らしい」と田中がポツリと言うと、「しみるよなあ」とジェシーも体を揺らした。「楽曲としてもちろん、きれいな音はそうなんだけど、ドラムの音やギターの音も強いんだけど、なんかすげえぐっときちゃうんだよなあ、思い入れが強すぎて」と田中は眉間にしわを寄せて語った。

 アルバムの本編を締めくくる「Lifetime」は、松村が「曲が強いから、正直どこに入れたらいいのかわからなかった」と呟くほど壮大なバラード。メンバーたちは「マジでかっこいい」「いい声してるよね、ジェシーって」「ジェシーの曲なんじゃないかって思う」と、口々にジェシーのソロパートをほめたたえた。この曲は全員で歌っているパートが少ない。1人1人のソロパートが際立ち、曲のメッセージ性を強く伝える構成になっているという。

 どの曲もSixTONESの思い出、こだわりが詰まった最強曲だ。解説中、何度も「ライブ」という言葉が出ており、ファンと盛り上がるときのことを一番に考えているのが、ライブを大事にするSixTONESらしい。本作を引っ提げた全国アリーナ・ツアー「on eST」は、2021年1月4日から3月28日まで、全国7ヶ所、全30公演開催予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で残念ながら1月の神奈川・愛知公演は延期に。代わりにライブの有料生配信が決定している。日程は以下の通りだ。

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1月5日(火)18:00

1月6日(水)12:30/18:00

1月7日(木)12:30/18:00

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