
2大チェーンのフライドチキンメニューを徹底比較!
大手ハンバーガーチェーンのサイドメニューは、フライドポテトやサラダなど多種多様な商品が取り揃えられていて充実しています。今回はそんなハンバーガーチェーンのサイドメニューのなかでも、「マクドナルド」と「モスバーガー」のフライドチキンに焦点を当て、食べ比べていきたいと思います。

11月末時点で2919店舗も日本国内に構えているマクドナルド
マクドナルドからは「シャカチキ」を取り上げます。チェダーチーズ味やレッドペッパー味などのパウダーを使用し、紙バッグをシャカシャカと振って味つけできることがセールスポイントの商品ですが、今回はチキンのみで注文しました。

11月末までで日本国内に1266店舗展開しているモスバーガー
一方のモスバーガーからは、愛称が商品名の一部となっている「モスチキン」をピックアップ。材料には柔らかな食感とあっさりとした味わいが特徴の胸肉が使われていて、骨の部分が持ち手になるため食べやすくなっています。
マックの「シャカチキ」とモスの「モスチキン」を比較していく前に、まずはそれぞれが持つ魅力について見ていきましょう。
マック「シャカチキ」は衣とチキンのハーモニーが美味!

鶏が描かれた紙バッグ

紙バッグを切り取ることで手を汚さずに食べられます
「シャカチキ」の価格は税込150円で、エネルギーは243kcal。中身のチキンパティにはタイ原産の鶏肉が使われています。

こんがりとした色の衣
パリパリとした衣の食感と肉厚なチキンパティが絶妙にマッチしていて美味しいのですが、驚くべきはそのバランスの良さ。衣とチキンパティが口の中でちょうど半々に感じられる印象で、どちらの味わいもしっかりと堪能できるのです。

ぎっしり身が詰まったチキン
また、オニオンとガーリックの風味がつけられた衣は非常にスパイシーで、パウダーをふりかけなくても充分に楽しめます。普段はシャカシャカ味つけして食べるという方にも、一度プレーンな「シャカチキ」を試してみてほしいですね。
モス「モスチキン」はザクザク衣と鶏肉本来の風味が楽しめる!

包装紙には食べ方の説明が

手をベタつかせずに食べられる嬉しい心配り
「モスチキン」の価格は税抜250円で、エネルギーは282kcalとなっています。鶏肉の原産地は中国です。

骨の部分が持ち手になります
食べてまず印象に残るのは衣のカリカリとした歯ごたえ。噛むごとに音がするほど衣がジューシーなので、揚げ物を食べているという感覚が非常に強いです。

カリッとした食感を生み出す厚めの衣
ほのかに感じられる和テイストの下味によって、鶏肉本来の食感や味わいがより実感できることもポイント。ただ、全体的に味つけが薄めなので、人によっては少し淡白に感じられるかもしれません。
マックとモスで徹底比較! バランスの良さで選ぶか、個性の強さで選ぶか
コスパに注目して見てみると、ボリュームは大差ないながらも「シャカチキ」は税込150円、「モスチキン」は税抜250円と価格が100円以上も違います。エネルギーも「シャカチキ」のほうが約40kcal低いので、単純にコスパが良くて低カロリーなフライドチキンを食べるのならマック一択になると言えるでしょう。

並べてみると衣の色合いにも違いが
最も重要な味については、マックはガッツリとスパイシーな味つけされていて、モスは薄めの味つけでチキン本来の美味しさが楽しめると見事に対照的。食感もマックは衣とチキンのバランスが絶妙で、モスはカリカリの衣がインパクト抜群と大きな違いがあります。

大きさは大体同じくらい?
チキンと衣の調和のとれた食感や、しっかりと味つけされたフライドチキンが食べたい方は「シャカチキ」を、チキンの旨味と衣の豊かな歯ごたえを味わいたい方は「モスチキン」を選ぶことをおすすめしたいところ。どちらもお手頃な価格なので、両方気になるという方は食べ比べてみても面白いのではないでしょうか。