「フセンマーカー」で、従来のマーカーではできなかったノート整理が可能に!

文=他故壁氏
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 ラインマーカーのように使用できるフィルムふせん「フセンマーカー」は、フィルムふせんを得意とするカンミ堂の新製品です。

 外観はまるで切り出したかまぼこのような雰囲気です。半月型のボディは一番おおきな半径部分で40ミリ、高さは30ミリ。裏返すとトランスルーセントなデザインで、内部構造が見えます。そこにある直径20ミリ足らずのリールに、フィルムふせんが巻かれています。

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 フィルムの幅は6ミリ、フィルムの長さは5メートル。幅6ミリはノートの罫線で言うとB罫に相当する細さですね。

 使い方は簡単です。本体の下、平たくなっている部分からふせんの使い始めが顔を出しています。それをまず指で摘まみ、貼りたい部分に先端を押しつけて貼っておきます。そして少しずつ本体を動かしてテープを繰り出し、必要な長さを出したらテープを上から押さえて貼りつけます。

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 その後、本体を斜めに持ち上げ、内蔵されているカッターでテープの後端を切ります。右利きの方の場合は、左手で繰り出したテープを押さえ、右手の人差し指で本体の透明パーツ左端を押さえます。すると透明パーツの内側が潜り込み、内部でテープを押さえ、さらにほんの少しだけ金属製の刃物が顔を出してテープを切るのです。

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 少しだけコツが必要ですが、慣れるとこのテープを切る作業が楽しくなります。刃を出すためには人差し指で透明パーツを押す必要があり、その押す部分も左右からカバーに挟まれているので、不意に刃が露出することもありません。

 ラインマーカーと言うと、通常は蛍光ペンと呼ばれる先端がくさび型のカラーペンを想像しますが、フセンマーカーはそれらのペンの不満な部分をかなりカバーしています。

 そもそもラインマーカーでまっすぐ線を引くのは難しいですよね。定規を当てればいいのですが、別途定規を用意する必要がありますし、教科書のように分厚くてフラットに開かない本の場合は定規を当てるのも苦労します。またラインマーカー側の工夫で定規が汚れないものもありますが、一般的なラインマーカーはインクで定規を汚してしまいますし、またそのチップを定規によって汚してしまいます。

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 フセンマーカーの引き出されたテープは真っ直ぐです。どなたが貼ってもまっすぐに貼れますし、仮にずれてしまったとしてもテープはふせん同様に再剥離と再粘着が可能ですので、綺麗に貼り直すことができます。

 またラインマーカーは、その線を消去することができません。一部のペンで消去可能なものも存在しますが、それには必ず擦過熱を加えるか透明にするための薬剤を再度塗布する必要があり、用紙の上には見えないインクが残っていることになります。見た目はどうしても消した後──擦ったあとの紙繊維の依れや薬剤が反応したあとが残るものです。

 フセンマーカーのラインは、ふせん同様に剥がすことが可能です。いちど引いた線を剥がし、それをまた別の箇所に再利用することも可能なのです。なるべく汚したくない本にも躊躇なく使用が可能です。ただし粘着剤が本側にまったく残らないことを保証するものではありませんので、図書館の本に貼ることは避けて下さい。

 

 印刷物だけでなく、自分で書いた手帳やノートにラインを引きたい場合もありますよね。一般的なラインマーカーでは、先に書かれた文字のペンの種類によってはインクが滲んで文字が読みにくくなってしまうことも少なくありません。

 フセンマーカーなら、下に書かれた文字に影響を与えません。水性ボールペンだろうと鉛筆だろうと万年筆だろうとゲルインクボールペンだろうと、気兼ねなくラインを引くことができます。

 ラインマーカーは引いた用紙によっては、乾きが遅い場合があります。手で擦ってしまったり、綴じたページの反対側に色が移ってしまったり、裏抜けしてしまうこともないわけではありませせん。

 フセンマーカーはテープ状のふせんですので、もちろん色が付着したり裏抜けしたりしません。

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 そしてラインマーカーにないメリットとして、テープの上から文字を書いて使用できる点が秀逸だと感じます。手帳などで仮の予定を記載したい、その予定は移動する可能性があるなどという場合は、フセンマーカーを貼ってからテープ上にその予定を書きます。リスケジュールによって移動になったら、テープを剥がして別の予定日に貼ればいいのです。

 ここまでは普通のふせん紙でもできる話です。ですが、スケジュールは当日一件とは限りませんよね。ブロックタイプのマンスリーなどの場合、例えば「1日から12日までの半月、月から金のベルトで予定がある。ただしスケジュールは流動する」などといった長期の仮スケジュールの場合、紙のふせんではうまく表示ができません。

 フセンマーカーなら、5日間分の長さに切ったテープを貼るだけ。開始あるいは完了日が週の半ばにある場合は調節して切りますが、さほどの手間ではありません。スケジュールが移動になったら、テープを剥がして当該の日程に移動させればいいのです。

 ふせん部分のカラーは3種類、ピンクとグリーンとグレー。また別に、パターンと言ってカラーストライプになっている製品が2種類。それ以外に、スタディと称した濃いブルーのものがあります。これは赤い半透明のシートを置くと文字が見えなくなる暗記ペン的な使い方をするためのものです。

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 フィルムには鉛筆、油性ボールペン、油性マーカーでの書き込みが可能です。また詰替用のリフィルも用意されています。ぜひ一度本製品をお使いいただき、便利さを実感してみてください。

(他故壁氏)

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