マスクなし、マウスシールドにアクリル板…テレビ局のコロナ感染対策はポーズに過ぎないのか? ミッツ・マングローブの暴露発言が波紋

文=wezzy編集部
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GettyImagesより

 1月5日に放送された『バイキングMORE』(フジテレビ系)での、ミッツ・マングローブの新型コロナウイルス対策に関する発言が波紋を広げている。

 この日の『バイキングMORE』では、政府が1都3県に緊急事態宣言を発令する方針であることを特集し、芸能界でも新型コロナの感染が広がっていると言及。2021年に入ってからは、1月1日にお笑いコンビ・ミキの昴生、1月2日に同じ舞台へ出演を予定していた俳優の武田真治と石丸幹二、1月3日には関ジャニ∞の横山裕、年末年始放送のテレビ番組に複数出演していたバドミントンの桃田賢斗選手の陽性が確認された。

 首都圏を中心に一般の感染者も急増しているが、著名人の相次ぐ感染に、視聴者からはテレビ局の対策を疑問視する声も出ている。コメンテーターのヒロミは<会社的に、ジャニーズとか定期的に調べたりとかもあると思うし、そうやってみんな気を付けてはいると思うんだよね>とコメントした。

 対して司会の坂上忍は年末年始の収録でテレビ局も気が緩んでいた面があると言及。<年末の番組になるとお祭り騒ぎ度がちょっと増すじゃないですか。(視聴者に)楽しんでいただきたいというのがあって><テレビの作り方として感染対策どうなってるんだという声があるのも事実のよう>と言い、ミッツ・マングローブにコメントを求めた。

 するとミッツは、新型コロナに対する意識が低いスタッフもいることを告白した。

<アクリル板付けたりとか、スタッフさんもみんなねフェイスガードしながらやってはいますけど……私一個びっくりしちゃったのは、すごく年配のスタッフさんでね、「私もフェイスシールド付けてやった方がいいですかね?」って言ったら、「あくまで対策してますってことがあれなんで」ってポロっと言う方も中にはいらっしゃる>
<その辺の心持ちというのは千差万別で>

 一方で、感染予防の意識を高く持っている現場もあるようで、ミッツの話を聞いたお笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一は、<(感染対策が)厳しくなっていってるなって現場も味わうんで、フェイスガードがマスクに変わったり、ロケ中でもアクリル板立ててやってるから、結構頑張ってやっているとは思うんですけどね>と強調。また、伊藤利尋アナウンサーは、芸能人の感染者がテレビや舞台の現場で感染したのか、街で感染したのかはわからないと念押しした。

 ミッツの赤裸々な告白にネット上では「そんなんだから芸能界の感染者が増えるのか」「やっぱりテレビの感染対策はポーズだったか」など、テレビ局に対する批判が増加している。テレビでマスクをしている出演者は皆無で、ロケの場合は透明のマウスシールドをつけていることもあるが、これは飛沫などによるウイルスの拡散を防止する効果は薄い。アクリル板を立てていても長時間同じ空間で喋り倒している。こうした状況では不安を覚える出演者もいるかもしれない。

 ただ、伊藤アナが言っていたように、東京都の市中感染が広まった今となっては、街で感染したのか番組の撮影現場で感染したのかももはやわからない状況だ。感染対策は「自分がうつらないように」というだけでなく、「自分はすでに感染者かもしれない」と意識した上で、他人にうつさないよう行動に気をつけることが重要だろう。

 昨年4月に緊急事態宣言が出された際は、バラエティ番組のロケ企画はほぼストップし、ドラマの撮影も軒並み中断された。緊急事態宣言が発令されれば、テレビ業界は再び静まり返るのか、それとも、“万全の対策”をしたうえで撮影を続けることとなるのだろうか。

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