高嶋ちさ子「息子は“はずれ”で娘は“あたり”」「妹が兄の面倒を見る」「男児の精神年齢は犬以下」…子育てめぐる発言がネットで物議

文=wezzy編集部
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高嶋ちさ子Instagramより

 1月6日放送の『1周回って知らない話&今夜くらべてみました 人気者が本音告白!合体4時間SP』(日本テレビ系)での、バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子の発言が物議を醸している。

 この日の番組では、俳優で2児の母親の菅野美穂が、同じく2児の母親である高嶋に子育ての相談をする企画を放送。菅野は2015年に長男、2018年に次女を出産している。

 菅野の長男はエネルギーが凄いそうで、毎日怒り続けているそうだ。高嶋に「育児が大変なピークはいつ?」と質問すると、高嶋は長男が中学二年生、次男が小学生5年生になった今もピークだと回答し、菅野は唖然としていた。

 それに対し、14歳の長女と12歳の次女を持つ構成作家の野々村友紀子が、子どもがお風呂にひとりで入れるようになると自分の時間ができて落ち着くとアドバイス。高嶋はすかさず、<男の子ですか?>と質問し、野々村のところは女の子だとわかると、<別の話>と一蹴した。高嶋曰く息子は“はずれ”で、娘は“あたり”なのだそうで、<うちは、はずれ、はずれ>と発言した。これには司会の東野幸治も<少し言葉を選んでください>とツッコんでいたが、東野が危惧した通りネット炎上に結びついている。

 さらに、高嶋は菅野に対して、現在2歳の次女が4歳になれば、お兄ちゃんの面倒をみてくれるはずだと説明。菅野が<下がですか!?>と驚くと、高嶋は<女の子って4歳になるとママと同じくらい即戦力>と返答。東野からの<男の子の精神年齢って低いんですか?>という質問にも、<低いなんてもんじゃない。ゴールデンレトリバーの方が上ですよ>と自論を展開した。

 また、この日のスタジオには2児の息子を育てるお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣も出演していたが、柴田は<うちは怒ったことがない>そうで、<ゲームも詳しくなってスティーブ・ジョブズみたいにならないかな? みたいな>と、特にゲーム禁止もしていないようだ。高嶋は<無責任な><めっちゃ腹立つ>と柴田を一喝。高嶋は息子がゲーム時間に関するルールを守らなかったことから、ゲーム機をバキバキに破壊したことを新聞のコラムに綴ったこともあり、柴田の子育て方針に共感しないのも納得である。

 さて、このやり取りを聞いた菅野は、高嶋の教育方針は信念があるが<ツラい>と分析。<柴田さんみたいな、私、好かれたいもん子どもに!><子どもが成人してお正月とかに「帰ってきなさい」とか言っても、(高嶋の方は)帰ってこないもん!>と、本音で切り返した。ただ、対する高嶋は意に介さず、<うちの子たちは私のこと死ぬほど好きなんですよ><次男とかヤバイの。「何でこんなママのこと好きなのかな?」って>と反論し、コーナーは終了した。

 今までも高嶋の激しい子育て方針は賛否を呼んできたが、それはあくまでも一家庭の事情。しかし、今回の「息子は“はずれ”で、娘は“あたり”」発言は差別的な固定観念で、身に覚えのある視聴者も多く、「こういうことをテレビで流布するのはやめてほしい」と抗議する声が噴出している。

 Twitter上では「男でも素晴らしい人はたくさんいるし性別であたりはずれ決めるとかおかしい」「私も男の子のママだから、はずれなんて聞いてめちゃくちゃイラッとした」「男の子が番組見てたら傷つくと思う」など批判が殺到し、炎上状態になっている。

 また、「女の子は4歳になればママと同じくらい即戦力」「お兄ちゃんの面倒をみてくれる」と言った考え方に対しても、「小さい時から女の子は男の子のケア要員を押し付けられるのか」と非難。こうした考えによって社会でも“女性は男性を無償で支える存在”という空気が形成されてしまっているとの指摘も複数出ている。

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