「テフレーヌ」は“リングが手に当たる”リングノートの弱点を解決! 快適な書き心地で使いやすい

文=田下愛
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「テフレーヌ」はリングが手に当たるリングノートの弱点を解決! 快適な書き心地で使いやすいの画像1リングノート テフレーヌ(キングジム) ※写真はA5サイズ
サイズ展開:A5ハンディ、A4、A5、B5
価格:
A5ハンディ:460円+消費税
A4:650円+消費税
A5: 480円+消費税
B5:500円+消費税

 ノートの定番の一つ、リングノート。パタンと開く、360度折り返して片手で持ちやすい…といったメリットがある一方、欠点とされる面もいくつかあります。中でもよく言われるのが、書くときに手にリングがあたってしまうのが嫌…ということ。

 今回は、このリングノートの弱点に注目して改良したノート「テフレーヌ」をご紹介しましょう。

手に触れにくい上下セパレート式リング

 書くときにリングが手に触れないリングノート“手触れーぬ”こと「テフレーヌ」。その一番の特徴は、付属のリングです。

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 使われているのは、新開発の上下セパレート式リング。上下4つずつの短いリングがノートを支えています。

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 リングが少ないので、ノートを開くと、上の写真のように、リングとリングの間にかなりのスペースがありました。これならば、書いているときにリングがすぐ手にごつごつぶつかることはなさそうです。

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 実際に筆記をしてみたところ、ノートの中央にリングがないおかげで、左から右に手をスムーズに動かすことができて、非常に快適。さすがに、まったくリングがあたらないというわけにはいかず、書き進めるなかで、時折手の端や腕に触れるときがありましたが、それでも、従来のものに比べるとリングが触れる回数は全然少ない。筆者は実のところリングが手に当たるのが実当に苦手なのですが、こちらはリングがそれほど手に触れないので、かなり気持ちよく書いていくことができました。

開閉できるリングで用紙の追加・交換が可能

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 テフレーヌのもう一つの特色は、リングが開閉式だということ。リングをつまんで少し動かすと写真のように開くので、ノートの用紙を自由に出し入れすることができます。なので、珍しいサイズのA5ハンディは専用ルーズリーフでないと厳しいようですが、他のサイズについては、対応しているサイズ・穴数のものであれば、付属用紙以外のルーズリーフに入れ替えることが可能です。

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 開閉するリングのおかげで、中身の交換が可能。この仕様にはいくつかメリットがあります。まず、中の用紙を使い終えたらまた追加できるので、ノート自体を長く使い続けられる。さらに、中のリフィルを好みのものに変えてより使いやすいノートにできるというのもあります。

 実際、筆者は、もともと入っていた横罫ノートをはずして方眼ノートに入れ替えることで、より自分にとって使い勝手がよいノートにすることができました。他にもスケジュール帳のリフィルを入れて手帳の代わりにするのもよし。入れ替えができるおかげで、さながら薄めのシステム手帳のような感覚で使えるノートになっています。

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 リングが手にぶつかる問題を、リングを少なくすることで大幅改善し、さらにリングを開閉可能にして中身の交換、追加を実現。その一方で表紙を360度折り返せるなど、リングノートならではのよさもしっかり残しているテフレーヌ。リングノートというアイテムをより使いやすくして、なおかつ使い道の可能性も広げたまさに進化系ノートといってよいでしょう。

 テフレーヌは、ラインナップも充実。今回紹介したスタンダードなリングノートタイプの他に、バインダーノートや、かわいらしいデザインの「テフレーヌ スタイル」、白黒モノトーンカラーでビジネス向きの「テフレーヌ ビズ」など、いろいろ揃っているので、リングノートが好きな人も苦手という人も、ぜひ一度手に取ってみてほしいと思います。

(田下愛)

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