嵐が東京五輪で再結成? 失敗すればジャニーズとNHKの蜜月は終了

文=wezzy編集部
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嵐Instagramより

 嵐の“再集結”が成功するか否かで、ジャニーズ事務所とNHKの関係は大きく変わりそうだ。

 嵐は2020年いっぱいで活動を休止したが、コロナの影響で積み残してしまっている仕事がいくつもある。そのひとつが、2021年に延期となった東京オリンピック・パラリンピックNHKスペシャルナビゲーターの仕事である。昨年3月に東京オリンピックの延期が決まった後もNHKはスペシャルナビゲーターのキャスティングを変えるつもりはないと明言していた。

 1月8日発売「FRIDAY」(講談社)は、昨年12月の中旬、渋谷のNHK放送センターに相葉雅紀、大野智、櫻井翔の姿があったと伝えた。その日は『紅白歌合戦』出場歌手が誰もNHKに姿を現していないため、スペシャルナビゲーターに関する打ち合わせなのではないかと囁かれているそうだ。

 これが事実であれば、ジャニーズ事務所にとってもNHKにとっても朗報だろう。というのも現在、ジャニーズ事務所とNHKの関係は芳しくないと見られているからだ。

 1月7日発売「週刊文春」(文藝春秋)が伝えたところによると、NHKとジャニーズの間には、嵐が『紅白』司会・トリのオファーを蹴ったうえ、裏で活動休止前ラストコンサートをオンラインで行ったことで確執が生じているという。

 これまで『紅白』は嵐を9回も白組司会にキャスティングして彼らの活動に貢献したのにも関わらず、最後のオファーを袖にされた。しかも、真裏で活動休止前ラストコンサートの生配信をしたことで視聴者を食われている……NHK側から見れば、ジャニーズのそうした対応が不義理に映ったのかもしれない。

 オリンピックのスペシャルナビゲーターで嵐が再び集結すれば話題性は抜群。もし本当に『紅白』でジャニーズ事務所とNHKの遺恨が生じていても、なかったことにできるかもしれない。

嵐の五輪ナビゲーター就任の可能性は低いか

 とはいえ、そもそも東京オリンピック自体開催されるか非常に怪しい状況にある。開催まで200日を切ったが、コロナの感染は世界中で収束する気配を見せず、日本でも1月8日から首都圏1都3県を対象に緊急事態宣言が出された。

 現状では2月7日までとなっているが、専門家の間では1カ月での解除は難しいとの声も多い。そんななか大会組織委員会内部では、3月までに解除されなければ大会開催が危ぶまれるとの声も出ているという(1月8日付朝日新聞)。

 たとえ奇跡的にオリンピックが開催されたとしても、芸能活動を中止し、長期休養に入っている大野が戻って来なければ嵐は復活できない。しかし大野はすでにタレントのマネージメントやイベントの企画を行う個人事務所を設立していることが明らかになっている。昨年11月発売の「FRIDAY」は、大野の退所を既定路線として報じていた。

 昨年3月にジャニーズ事務所を退所した中居正広は、嵐の再結成について「環境が変わって、思いが変わって、志が変わることはある」「嵐くんは別に1カ月後でも、1週間後でも」(1月2日放送『中居正広ON & ON AIR』/ニッポン放送)とコメントしている。しかし、友好的な退所でなければ事務所を越えて集まることは難しい。中居もジャニーズ事務所との関係が良くない元SMAPの稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛とはいまだに共演しておらず、業界内のしがらみを感じずにはいられない。

 嵐の東京五輪スペシャルナビゲーター就任の可能性は高いとはいえないが、この件がうまくいかずにジャニーズ事務所とNHKの関係が冷え込んだとしても、日本の音楽業界にとってはそちらの方がいいのかもしれない。昨年大晦日の『紅白』は、ジャニーズ事務所から、King & Prince、Hey! Say! JUMP、SixTONES、Snow Man(宮舘涼太がコロナに感染、他のメンバーも濃厚接触者となったため辞退)、Kis-My-Ft2、嵐、関ジャニ∞と、多くのグループが出場。あまりに多すぎるうえ、同年のヒット曲があったわけでなく過去曲を歌ったHey! Say! JUMP やKis-My-Ft2の選出には批判が起きていた。

 ジャニーズ事務所とNHKの関係が変われば、こういった偏重もなくなり、他の歌手にもチャンスの門戸が開かれるだろう。硬直化して活気を失いつつある日本の音楽業界に新たな風を吹かせるきっかけとなるはずだ。

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