
世界一役に立たない育児書(C)wezzy
子どもを育てている家庭が頭を悩ませる場面が多いのは、やっぱりお金のこと!
今回はとある一家のみなさんが、どうしたら「貯め体質」になれるのかを徹底的に検証。家計簿を元に、架空のファイナンシャルプランナーの先生が支出の見直しを行います。
Aさん一家の1か月の家計簿

(C)かねもと
Aさん一家のお悩みは、支出がなかなか減らないこと。そこで1か月の家計簿を見せてもらいました。見慣れない項目もありますが、果たして診断結果は…?

(C)かねもと
まとめ:削れるけど、削れない
支出を減らすには努力がいります。それは無駄遣いを控えるというよりも、手間をかける必要が出てくるためです。外出先で飲み物を買わなくていいように水筒を用意するなら、出かけるたびに用意と片付ける手間がかかります。外食を減らすなら、それだけ料理やお弁当を作る必要が出てきます。時間と手間と労力をかけるか、お金をかけるか。それぞれの家庭の都合に合わせて判断する必要があります。あまり選択肢がないときだってあるでしょう。
よく家計診断では「無駄遣いをなくすように」というアドバイスを見かけますが、無駄と指摘されているものは、ほとんどが「余裕」のためのものなのではないでしょうか。お店の料理を食べるとか、自分・子どもの好きな物を買うなど。誰かにとっては無駄でも、その家庭にとっては必要なこと。それをあまりにも多く削ってしまうのは、精神衛生上よくありません(収支バランスを崩すほどの浪費や、やめたいと思っているものがあるならそこを引き締めるのはひとつの手かもしれませんが)。
とはいえ私たち子育て世代が働くようになってから、ずっと収入はあがらず物価は上昇する一方。子育て家庭の税金も学費も右肩あがりのなか、超高齢化社会に備えた蓄えもしなければならない。生きていくことはできても「自分へのご褒美」という余裕を持ち続けられないほどギリギリの状態なのも事実。
子育て中の家庭の家計が楽になる方法は、たった1つ。空から大金が降ってくることだけなのかも。
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