
世界一役に立たない育児書(C)wezzy
子どものことでいつもイライラ、怒ってばかり。あとから後悔して、もう怒らない! と決めてもすぐにダメになってしまって……もうこんなに怒りたくない! どうやったら、いつもニコニコ笑顔でいられるの? 今日はそんな悩める保護者に、3つのコツを伝授!
アイデア1:笑顔のお面をかぶる

(C)かねもと
怒りたくなったら、お面をかぶるだけですぐ笑顔! いつでもニコニコの顔でいられます。バッグのなかにいれると折れちゃうかもしれないので、気をつけて。
アイデア2:笑顔に見えるメイク

(C)かねもと
メイクの力で、いつでも笑顔に! 怒ってしまいそうなときには目をとじれば、すぐに微笑みのまなざしが現れます。メイク技術や落ちない化粧品など、必要なものが多いので、準備には余裕をもって。
アイデア3:VRゴーグル

(C)かねもと
いつでもどこでも好きな映像や癒しの動画を見ることができるVRゴーグルをON。これであなたはすぐに別世界へ。デメリットとしては前が見えなくなります。
まとめ:笑顔でいるって難しい
子どもが生まれる前、街中で怒っているお母さんやお父さんを見て「私はあんな親にはならない。いつでも笑顔で、子どもの話をきちんと聞く親になろう」と思ったことがある人は、けっこう多いのではないでしょうか。
親になってはじめてわかる、その難しさ。なのに世の中には「ニコニコ笑顔のママ(パパ)はステキ!」みたいな潮流……いえ濁流が。たしかにステキだけど、怒ってばかりの自分が責められているように感じてしまったり。怒ってしまっていちばん後悔しているのは、ママやパパなんですよね。
怒ることだって、子どもが本当にやってはいけないことをしたとき、危険なことをしたときはしつけとして必要です。ただ、それ以外の「こんなことで怒らなくてもよかった……」のほとんどは、すべてを親が抱え込んでいて大変だからではないでしょうか。
例えば、子どもが洗面所で水遊びをしたり、壁にいたずら書きをしてしまったら、怒りたくもなります。それはまっさきに「誰が片付けるのか? 壁紙の汚れを消すのか? 張替か?」と考えてしまうから。
でも、もしもそんなときに自分の代わりに執事のじいやとばあやがさっと出てきて後処理をしてくれたり、直すためのお金もたっぷりあったら、「まあ、こんな発想をするなんて、この子は天才だわ!」と、ニコニコできると思うんですよね。
それが難しいから、怒ってしまう。じいやとばあやとまでは言いませんが、誰かが一緒に協力して、子どもの予想外の動きや発想、驚き、大変さを共有できたら、心に余裕もできそう。そうしたら、自然とニコニコになれるんじゃないかなと思うのです。
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