
『天国と地獄~サイコな2人~』Twitterより
日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)の第一話が17日放送され、主演の綾瀬はるか及び、メインキャストの高橋一生の演技が絶賛されている。
綾瀬はるかが演じるのは、警視庁捜査一課の刑事・ 望月彩子(もちづき・あやこ)。彩子は子どもの頃から正義感が強く、仕事に熱心であるものの、融通が利かない面もあり失敗も少なくない。負けず嫌い、かつ“べき論”で考えるタイプで上司や同僚からは煙たがられている。上昇志向も高く、「手柄を立て、自分を馬鹿にする人たちを見返したい」という思いを持つ。
高橋一生が演じるのはベンチャー企業「コ・アース株式会社」の経営者、そしてサイコパスな連続殺人鬼でもある日高陽斗(ひだか・はると)だ。
その他、彩子を温かく見守るフリーターで同居人の渡辺陸(わたなべ・りく)を柄本佑、彩子の先輩であり結果は出すものの方法を選ばない面もある刑事・河原三雄(かわはら・みつお)は北村一輝が演じる。
脚本と演出は『世界の中心で、愛をさけぶ』『JIN-仁-』『義母と娘のブルース』などを担当した森下佳子氏と平川雄一朗氏。綾瀬はるかとは何度も組んでいる馴染み深い二人だ。
綾瀬はるかと高橋一生の演技に「入れ替わっているようにしか見えない」
※第一話のネタバレが含まれます
パチンコ店やネットカフェを展開する会社の社長・田所仁志が殺害されたところから事件は始まる。警視庁では、犯行現場に残された形跡から3年前の殺人事件と連続殺人の可能性があると推察。
彩子は独自で捜査を進めて証拠を集め、第一話終盤、日高に自首するよう説得しにいく。しかし歩道橋の上で手錠をかけようと揉み合っているところ階段から落ちてしまい、二人とも病院へ搬送。目覚めたときには二人の中身が入れ替わっていた。
<こんなのあり得ない><あんた(日高)だって困るでしょう>と動揺する彩子(見た目は高橋一生)、一方で日高(見た目は綾瀬はるか)は<どこまでツイてるんですかね、私は。><私は困りませんよ、むしろこうなってラッキーですね。今日からは、あなたは田所仁志さん殺害の容疑者、私は刑事ですから>と余裕な様子。
さらに日高(見た目は綾瀬はるか)は彩子(見た目は高橋一生)に迫り<小賢しいんだよ>と壁ドン。<あなたが覚えておかなきゃいけないのは圧倒的な強者は私、だということです>と、涙目の彩子(見た目は高橋一生)を追い詰める。
この場面に視聴者からは「完全に中身が入れ替わっているようにしか見えなかった」「役者さんってすごい」と大絶賛の声が飛び交った。また、シリアスなのかコメディなのか「先のストーリーが読めない」と続きを楽しみにするファンの声も大きい。公式HPには<2人の 魂が入れ替わった先には、互いの価値観を根底から揺るがす、予想もしない真実と“究極の愛”が待っていた >と書かれていることから、安直な予想を裏切るような展開が待っているのかもしれない。
第2話では、二人が入れ替わった翌日、日高の家宅捜索がされる様子が描かれるという。初回の平均視聴率は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と期待値の高さを表しているが、これは第2話も右肩上がりに上昇していく可能性もある。