てんちむ、1億円受け取り拒否。損害賠償・返金額の支払い準備はすでに完了

文=千葉佳代
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 人気YouTuberのラファエルが自身のYouTubeチャンネルに「お金に苦しむてんちむにガチで1億円あげてみた【#ドッキリ​ #ラファエル​】」という動画を投稿。ラファエルは一億円を机の上に置き、「ふざけなしの動画」と前置きしたうえで、朝から晩まで身を粉にして働くてんちむを助けたい、と語った。

 ラファエルは妻から「てんちむにアンタお金あげたら?」「そっちのが利益になるんちゃう?」「毎月1~2億稼いでるんだからあげてきたら」と提案されたという。これは、“てんちむがお金の返済のためにたくさん働いてYouTubeがおろそかになると結果、YouTube全体が盛り下がる”という理屈らしい。そこでてんちむを呼び出し、1億円を贈呈。隠しカメラを回しドッキリとして動画を出すが、てんちむが受け取るのならば本当に渡すということだった。

 ラファエルは別件の用をでっち上げ、てんちむ宅を訪問。企画とばれないようにバッグの中にカメラを仕込んで隠し撮りを始めた。そしてラファエルが「お金が大変な事実は変わんないじゃないですか」「てんちむさんに金あげたら? って話になって」と切り出すと、てんちむは「え?」と怪訝な表情を浮かべる。妻がてんちむのファンだと話し、「マジで俺、一億円持ってきたんですよ」とスーツケースを開けると、確かにそこには札束がぎっしり。驚いたてんちむは「ええ!? なんでえ!?」と身を乗り出し、「やだやだ、いいいい!!」と叫んだ。

 ラファエルは、てんちむとのコラボで自分たちだけが得をしているからいいのだと説明し、「余裕が出たときに返そうかなと思うことがあったら、ちょっとずつでも返してくれたらいい」「ほんまにリアルに使ってもらえたらいいです」「シャレじゃないんで」と言いながらポンポンとテーブルの上に1億円を積む。

 しかし、てんちむはラファエルの好意に感謝を示しつつも、1億円を受け取ることを拒んだ。

「こういうのって自分で稼いで、しっかり自分のお金で払うことに意味があるというか。自分が返金したい人にも誠意という形で伝わるのかな、というふうに思うし」
「でも気持ちは嬉しいです、すごく!」
「これを多分受け取ってしまったら、私はもっと苦しくなっちゃうのかなっていうふうに思って……気持ちは嬉しいんですよ!」
「たかが1憶ですよ。たかが1憶で私たちの関係壊れちゃうのってイヤじゃないですか。万が一、人間どこで変わっちゃうか(分からない)」
「私は自分のお金で頑張りたい」

 ラファエルが誰も知らない話だから受け取ればいいと食い下がるも、てんちむは「気持ちが嬉しい」「支払いに関しては、私がそうしたいんですよね」とブレずに断りきった。断固拒否の姿勢を受け、ラファエルも「これ以上は野暮ですね」と諦めるのだった。

 てんちむ曰く、支払手数料の30%や会社から請求されている損害賠償額、ほかの会社から請求されている額を抜いたモテフィットの返金額のみならば、もう支払いの準備はできているそうだ。現在、その他の請求されている賠償金に本当に支払い義務があるのか、弁護士を通じて協議中だという。

 最後にラファエルは、「てんちむのことを助けたいと思っている人がいっぱいいる」と言い、改めて動画で、てんちむの勤める銀座のクラブNanaeや六本木のバーレスク東京に遊びに行ってほしいと伝えた。「追いつめられてる人の顔ではなかった、大変な中にも」「俺には真似できへん」とラファエルはてんちむの姿勢を褒め称えていた。

 とはいえ、てんちむは現在、緊急事態宣言の発出を受けて、クラブNanaeとバーレスクの出勤を停止している。当面はYouTuberとしてYouTube全体を盛り上げるのに一役買ってくれるだろう。

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