松本人志「引退」示唆…本当は約20年前に芸能界を去る予定だった

文=wezzy編集部
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Getty Imagesより

 松本人志が自身の「引き際」について発言し、話題となっている。

 1月17日放送『ワイドナショー』(フジテレビ系)は、2021年3月いっぱいで22年の歴史に幕をおろす『とくダネ!』(フジテレビ系)の話題を扱った。

 小倉智昭は番組終了の理由を<最近ちょっと切っ先が弱くなってですね、やや保身に走るきらいがありまして。病気してからネット情報とか見るようになっちゃったんですね、そうするとやっぱりね『老害じゃないか』とかね『ボケてんじゃないか』とかね、そういうことがキツいもんなんですよ>と説明していたが、それを受けて松本はお笑い芸人としての「引退」についてこのように話し始めた。

<お笑いはね、ダメになった時ぐらいがまたおもろかったりもする、非常に難しい仕事なんでね。まあ、さすがに65(歳)ではやめようと思ってるけどね。最低でもね。それまで仕事あるかどうかもわからんけど>

 松本は今年58歳になる。65歳での引退を考えているのであれば、8年後だ。芸人では明石家さんまと村上ショージが現在65歳。俳優では内藤剛志、役所広司、佐野史郎らが65歳だが、まだまだ現役である。

 松本人志はかつて、40歳引退説を唱えていたこともあった。ダウンタウンとして大ブレイクし、30代に入ったばかりの頃に出版したエッセイ集『遺書』(朝日新聞出版/1994年)でのことだ。

<ぼくのピークといわれれば、わからないですけどね、まあいって四十じゃないですか。そのあと、俳優だとか司会だとか、とにかく形態を変えてまで芸能界に残りたくないですからね。最初の姿勢のままでいきたい>
<お笑いがいかんようになったんやったら、やめたらいい。取り繕って、つぎはぎだらけで残るほど、そない芸能界ってええかなって、ぼくなんかは思いますね>

 しかしその後、気が変わったのか、松本は『伝説の教師』(日本テレビ系/2000年)でドラマ主演を務め(中居正広とのダブル主演)、映画監督として『大日本人』『しんぼる』『さや侍』『R100』などを手がけるなど、“形態を変えた活動”を多くするようになった。2013年からは『ワイドナショー』でコメンテーターを務めている。

 『遺書』での発言は2014年放送『ワイドナショー』で蒸し返されているが、それに対して松本は<『遺書』っていう本を書いた時は、オレは30歳ぐらいだったんですよ。すごいこう…乗ってたんですよ。想定で、40(歳)ぐらいでやることなくなるやろっていう。ところが30(歳)から先が思ったほど上手くいかなかった>と説明している。

 人生はなにが起こるか分からず、人の考えも状況によって変わる。特に「引退」という決断は重い。そのタレント一人だけのことではなく、関係する多くのスタッフの生活がかかることでもあるのだから、考えが二転三転して当然だ。

 明石家さんまもかつて60歳で引退すると宣言していたが、前述のように今でも第一線の現役で活躍し続けている。テレビのレギュラー番組を複数抱えるタレントで、スキャンダルでもなく人気が高いまま引退したのは、2000年に芸能界を去った上岡龍太郎ぐらいではないか。

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