テレ東が「不織布マスクで出演」を決断 批判集めるテレビ局のコロナ感染対策

文=wezzy編集部
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『WBS』公式サイトより

 テレビ東京の平日夜のニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』)にて、大江麻理子キャスターらがマスクを着用して出演すると発表し、ネット上で称賛の声が上がっている。

 1月18日放送の同番組に、大江キャスターら出演者は不織布マスクをして登場。<『WBS』では今日からトークをする場合はお互いにマスクを着用することになりました><緊急事態宣言を受けまして、よりいっそう感染対策を強化することが必要と考えての決断です>と説明した。

 『WBS』では今までも出演者同士が距離をとり、スタッフはマスクとフェイスシールドを着用するなどの新型コロナウイルス対策を行ってきたが、第三波で東京は連日1000人を超えるコロナ新規感染者が出ていることもあり、出演者のマスク着用を決めた。

 テレビ各局はそれぞれ独自の感染症対策を実施しているが、出演者に関しては顔が見えなくなることを懸念してかマスク着用はなかった。出演者同士の距離をとる、間にアクリル板を設置する、透明のフェイスシールド・マウスシールドを着けるといった対策がほとんどだ。手指の消毒、スタジオ内の消毒作業も頻繁にしているという。しかしフェイスシールドとマウスシールドは、不織布マスクと比較して飛沫量が多いことがわかっており、その効果には疑問符がつく。

 2020年の年末から2021年の年始にかけては、俳優の風間俊介、Snow Manの宮舘涼太、お笑いコンビ・ミキの昴生、俳優の武田真治と石丸幹二、関ジャニ∞の横山裕、バドミントンの桃田賢斗選手など、著名人の新型コロナ感染が多発。テレビ業界の感染対策に「意味がないのでは?」「テレビの対策は甘すぎる」といった批判が噴出していた。

 1月5日に放送された『バイキングMORE』(フジテレビ系)でのミッツ・マングローブの暴露も、そうした声に拍車をかけた。この日の番組では、テレビ業界の感染症対策について言及。ミッツ・マングローブは意識が低いスタッフもいると告白したのだ。

<アクリル板付けたりとか、スタッフさんもみんなねフェイスガードしながらやってはいますけど……私一個びっくりしちゃったのは、すごく年配のスタッフさんでね、「私もフェイスシールド付けてやった方がいいですかね?」って言ったら、「あくまで対策してますってことがあれなんで」ってポロっと言う方も中にはいらっしゃる>

 一方で、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一は、<(感染対策が)厳しくなっていってるなって現場も味わうんで、フェイスガードがマスクに変わったり、ロケ中でもアクリル板立ててやってるから、結構頑張ってやっているとは思うんですけどね>と、しっかり対策をしている現場もあると強調。番組のスタッフによって、感染対策の意識は千差万別のようで、統一ルールは設けられていないか、あっても守られていないのが実情のようだ。

 1月7日から緊急事態宣言が出されている東京だが、1月19日に確認された感染者は1240人でありまだまだ収束する気配はない。1月18日に確認された全国の新規感染者数は4925人となっている。『WBS』の後を追い、他局でもスタジオ出演者のマスク着用という流れになるだろうか。

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