滝沢秀明はなぜ叩かれるのか。ジャニーズJr.を売り出し、スキャンダルに公平処分でも“恐怖政治”と批判

文=田口るい
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 ジャニーズJr.内のユニット「MADE」の元メンバー・稲葉光が、ジャニーズ事務所を退所することを「文春オンライン」が報じた。稲葉は昨年、ハロプロでBerryz工房としてアイドル活動をしていた須藤茉麻とのホテルデートが報じられている。

 ジャニーズ歴18年のベテランである稲葉は、2008年から福士申樹、冨岡健翔、秋山大河とともに「MADE」として活動していたが、2019年12月に秋山が神田沙也加との不倫疑惑を報じられたことで事態は一変。スキャンダルを受けて秋山は退所し、「MADE」も解散することになった。

 記事によると、稲葉は「MADE」の解散をきっかけに退所を考えるようになり、加えてジャニーズJr.をプロデュースするジャニーズアイランド社の社長で、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏に<見捨てられている>と感じたことも、退所を決意する理由になったという。

 また、滝沢氏はジャニーズJr.内のユニットの単独ライブを積極的に企画するなど、Jr.の仕事が増えるよう動いている一方で、贔屓が酷いという芸能貴社の証言も掲載。<解散した『MADE』や『宇宙Six』の元メンバーに対して滝沢社長はほとんど興味がなかった。滝沢社長はJr.の面倒見が良いと言われますが、それは気に入った相手だけ。要は好き嫌いが激しいんです>とのことで、現在は『A.B.C-Z』の河合郁人、『Snow Man』の深澤辰哉、『Kis-My-Ft2』の北山宏光がお気に入りだそうだ。

 この記事では、滝沢氏に気に入られなければ事務所からチャンスすら回ってこないとされ、滝沢氏がジャニーズJr.を私情で贔屓しているともとれる内容だった。

 以前から滝沢氏による所属タレントのスキャンダル対応を“恐怖政治”と揶揄する記事や、滝沢氏が目をかけているグループを“タキニ”(滝沢氏のお気に入りという意)と中傷するネットユーザーは後を絶たない。

 16日にジャニーズ事務所が「ジャニーズJr.は、22歳で迎える3月31日までに、その後の活動について事務所と合意に至らない場合、活動は終了になる」という「22歳定年制」を2023年からスタートさせると発表した際にも、一部から「タッキーは高齢Jr.を切り捨てるつもり?」と批判を呼んでいた。

 しかし芸能活動は部活動ではない。いや、部活動でも選抜とそうでないメンバーははっきり分かれるだろう。マネージメント側に立つ滝沢氏が所属タレントの中でも見込みのある者とそうでない者を選別するのは仕事のうちだろう。その選別基準は果たしてただの“好き嫌い”なのだろうか。

闇スロ報道には「かばいきれなかった」

 滝沢氏がジャニーズアイランド社長就任後は、ジャニーズJr.のYouTubeチャンネルが立ち上げられたり、Travis JapanやHiHi Jets、美 少年といったJr.内ユニットのメンバーがドラマやバラエティ番組に出演する機会も増えている。メンバーが全員30歳を過ぎている「ふぉ~ゆ~」も『M-1グランプリ』出場などで注目を集めており、伸びしろがあると判断したタレントには十分にチャンスを与えているのではないだろうか。

 また、スキャンダルを隠蔽せず、タレントに相応の処分を下すのもごく当たり前のこと。昨年10月には、当時ジャニーズJr.内のユニット・宇宙Sixのメンバーだった山本亮太が闇スロット通いをスクープされ、出演中の舞台があったにもかかわらず即クビになっている。

 山本は滝沢氏のバックダンサーを務め、『滝沢歌舞伎』にも出演するなど、滝沢氏にとって付き合いが長く“かわいい後輩”だったというが、贔屓されることはなかった。山本の処分について滝沢氏は「中日スポーツ」の取材に<今回の出来事はかばいきれなかった。僕も正直悔しい思いのほうが強い>と悔しさをにじませていた。

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