長瀬智也の緻密な計算に基づいた演技「このワンカットで眉を1ミリ上げる」

文=wezzy編集部
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『俺の家の話』公式Twitterより

 TOKIO長瀬智也の最後の主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)が始まる。3月いっぱいでジャニーズ事務所を引退し、裏方に転身するという長瀬にとって、これが役者としての最後の仕事になる可能性は高い。

 だが、その溢れんばかりの演技の才能は誰もが認めるところであり、惜しむ声はとても大きい。天才肌に見えるかもしれないが、実は計算ずくで演技をしているという。もちろん計算通りに動けることそれ自体が才能ではあるものの、長瀬智也の演技力については、こんな話がある。

「俳優としての長瀬智也は本当に凄いです。内面は天然素材のところがありますが(笑)、演技に関しては全て緻密な計算をしていると明かしています。いわく、『このシーン、このワンカットで眉を1ミリ上げる』こともできてしまうそうなんですね。はたから見たらその“1ミリ”は微妙過ぎてわかりませんが、彼にとっては“されど1ミリ”で、その1ミリの差が大きいらしいんです」(映画誌ライター)

 計算ずくの役者業の反動なのか、音楽は「もっと好きにやりたい!」と常々、言っていたという。自ら作詞作曲も手がける長瀬だが、TOKIOとして発表する楽曲には制限もあったのかもしれない。

 「GOETHE」2021年1月号(幻冬舎)の連載では曲作りについて言及し、<自分個人の言葉を押し殺して子供から大人まで誰でもわかる言葉を使わなければいけない><大人になっても夢だの希望だの愛だの平和だのを唄わなければなりません><僕らアイドルは自分の気持ちを音楽にしてはいけないのです>と、葛藤を明かしていた。ジャニーズアイドルとしてのエンターテインメントもわかるが、別の地平へ踏み出したいという気持ちがどんどん膨らんでいったのだろう。

 一方で、ジャニーズアイドルにかかる“アイドルらしさという制限”も、現在は随分変わってきているようだ。たとえば堂本剛のソロプロジェクトはオリジナリティあふれるファンクサウンドで、自由度が高い。若手でも、SixTONESのファーストアルバム「1ST」(ソニーミュージック)は音楽的に強いこだわりを持って製作された一枚であり、ジャニーズにとどまらない“ソニーの巨大プロジェクト”であることがわかる。アメリカ進出を見据えているというのも頷ける。

 ただ、長瀬智也にとっては、もうジャニーズでやれることはやり尽くしたという気持ちなのかもしれない。今は『俺の家の話』でその存在を目に焼き付けたいところだ。

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