『えんとつ町のプペル』冒頭3分CMに困惑も…「何プペもする」「絶対に見たくない」完全に分かれる特徴

文=千葉佳代
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有吉弘行の番組で3分間『プペル』CM流れ困惑

 『えんとつ町のプペル』はかなり評価の分かれる作品といえる。最後まで鑑賞した場合、「泣けた」「感動した」という感想と、「駄作」「考察する気にもなれない」という酷評の両方が出るのはよくあることではないが、これは見てから評価が分かれるというより、「見たい人」と「絶対に見たくない人」とでまず二分している。

 24日放送のゲームバラエティ番組『有吉ぃぃeeeee!』(テレビ東京系)は、西野のオンラインサロン・西野亮廣エンタメ研究所のスポンサー提供を受け、CMで映画の冒頭3分を流したが、それも後者の立場を取る視聴者にとっては辛かったようでSNSでは困惑の声が見られた。

 一方で、東野が言うように「新世界の創造主(=西野)に興味があったら最高の作品」である。西野のオンラインサロン会員にとっては何回も見るのが当たり前となっており、映画に行った回数を「1プペル」「2プペル」とカウント。Twitter上には「ようやく1プペ」「2プペ目は友達と~」「3プペ!」とカウントを競うコメントが相次ぐ。信仰心を競い合っているかのようだ。彼らの努力の成果もあり、『えんとつ町のプペル』は24日間で観客動員数100万人、興行収入14億円を突破した。

 最高のエンタメを作りたいという西野の壮大な夢を支えるべく、何プペもするサロン会員たち。プペることで彼らの徳も上がるのだろう。そして西野は彼らの後押しを得て立派な成功者となり、どんどん高みへのぼりつめていく。どうやら幸せなサイクルが完成しているようだ。

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