えむれなカップル、なぜ破局? 赤裸々トークやドッキリで疲弊…メンタルを削られるYouTubeカップルチャンネル

文=千葉佳代
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 中高生から「理想のカップル」と言われたカップルユーチューバーの「えむれな」が、自身のYouTubeチャンネルで破局したことを報告。「えむれなチャンネル」は終了し、今後は個人で活動していくことになると発表した。「えむれなチャンネル」は12月8日から更新されておらず、ファンから心配の声が上がっていたが、大方の予想通り別れてしまったことになる。

 彼氏の“M君”と彼女の“ふくれな”が4年間にわたり続けてきた「えむれなチャンネル」。25日、ふくれなはTwitterで更新休止を謝罪し、「気持ちの整理が付かず、SNSを離れていました」「突然ですが私とM君は別れました」と告白。「時間が解決してくれると思い、その間お互いちゃんと向き合い沢山話し合ったのですが状況は変わらずこの決断に至りました」とコメントした。

 別れた原因については「生活していく上でのお互いの考えが少しづつ、すれ違ってしまったことです。私自身にも未熟な部分があったと思います」と説明。期待に応えられない形となったが、これまでファンの応援にすごく助けられたと感謝の言葉を述べた。

 一方、M君も自身のTwitterで別れたことを報告。「理由は価値観の違いです。色々な憶測がありますが、浮気は一切していないです」とコメントし、ふくれな同様、付き合ったことで沢山成長できた、感謝しているとつづっている。

 カラコンを駆使し、美人へ大変身をとげるメイク動画で支持されていたふくれなと、彼氏のM君によるチャンネル「えむれなチャンネル」は、中高生女子のファンが多く、憧れのカップルチャンネルだった。赤裸々な恋愛トーク、ドッキリ企画などを通じて2人のラブラブぶりを発信し、大人気になったのだ。

 2人が出会ったのは2016年。代々木公園で行われたオフ会を通して知り合い、友人関係に。そのまま距離を詰めていき、その年の8月10日に交際をスタートさせた。当時は遠距離で「月に1回しかあわれへん」仲。会った時には飛びついてキスしていたという。

 ドッキリ企画は、お互いに好きあっていることがリアルに見えると好評だった。たとえば、『ふくれながいきなり1週間海外旅行に行きと言ったら彼氏はどうする?』という動画では、いきなり海外に1人で行くというふくれなをM君は「一人ではだめだよ」と心配。ふくれなが「無理やから」「さよなら」と言うと、「行かせません「やだやだやだ、そんなの俺!」とゴネ、最後にふくれなが「れなのこと好き?一番?どれだけ好き?」と聞くと「世界で1番好き!」と答えるのだった。

 ただ、ふくれなの迫真の演技は、ドッキリと分かって見ている視聴者側からしても、かなり怖いものだった。大好きな人から突然、別れを匂わせるような言葉を突き付けられたら、誰でも心穏やかではいられないだろう。М君も「もう少し続いていたら泣いてるところだった」と言っており、このようなドッキリ企画が繰り返し行われることで、M君が疲弊していった可能性もある。

 カップルでYouTubeをする限り、ネタ作りのために毎回ネタを作り出さなければいけない。カップルチャンネルで視聴者に人気のコンテンツは「別れの危機」からの「お互いに好きあっていてラブラブ」なオチだが、それを毎回作り出すのは強靭なメンタルがなければ続かない。カップルチャンネルを運営し、ラブラブであることを様々な角度から視聴者に伝えていくことは、そう簡単ではないだろう。

 普通のカップルでは隠すようなこともカップルYouTuberはさらけ出していかなければならない。時には長年連れ添った夫婦漫才師のように息の合った連携プレーも求められる。カップルユーチューバーが結婚までたどり着くのはなかなか難しいことなのかもしれない。24日には、恋愛リアリティー番組『今日、好きになりました。』でカップルとなった“せなかれ”の2人も破局を動画で報告している。およそ9カ月のカップルチャンネル運営だった。

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