川口春奈に「死なないで」岡田将生へ「やめていいんだよ」…三浦春馬さん自殺で意識されるようになった芸能界の過酷さ

文=田口るい
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 女優の川口春奈がインスタグラムでつづった本音について、ファンが心配している。川口春奈は25日、インスタグラムで長文コメントを投稿。インスタグラムでは出演作や雑誌の告知が多い川口にしては珍しい内容だった。

<生きるのが少し苦しくなる時がある。それは私だけにのしかかるプレッシャーや周りから見たら羨ましいとも思える期待など。たくさん味方やサポートしてくれる友人などがいるけれども結局はその人にしか分からない辛さや孤独があるのね。それはどの世界でも。だから私は全ての世界で頑張る人たちを尊敬し感謝しその頑張りに脱帽します>

<私は苦しくなったら大切な人、母、愛犬などを思い出し、頑張っていこうとまた明日から闘います。大事な人たちを悲しませたくないからね。私はそんなに強くないし、よく出来てもないから。今日もいろんなことを思いながら愛犬に癒され明日も頑張って生きようと思ったよ。だからみんな、不器用でもいいから、頑張んなくてもいいから明日を一緒に生きたい。みんな愛しているよ>

 改行のない長文投稿を<明日も頑張って生きようと思ったよ>と前向きに締めくくった川口。だが、「生きるのが少し苦しくなる時がある」「たくさん味方やサポートしてくれる友人がいても、結局はその人にしか分からない辛さや孤独がある」といった苦悩の吐露に、コメント欄では「大丈夫?」「死なないで!絶対!」と心配しているファンもいる。

 川口は昨年10月、インスタグラムへ目の下にくっきりとクマができた写真を投稿。当時放送中のドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)で主演の玉木宏の妻役を演じ、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』でも沢尻エリカの代役・帰蝶役でレギュラーを務めていたため、この時も心配の声が多数寄せられていた。

三浦春馬急死の少なからぬ影響

 俳優の岡田将生も、今後も芸能界で生きていくことについて、母親から心配されたと明かしている。岡田は24日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、公開中の映画『さんかく窓の外側は夜』で共演している志尊淳、平手友梨奈とともに出演。昨年の新型コロナウイルスの影響による自粛期間を経て、仕事が再開したタイミングで実家に帰った際、母親に<やめていいんだよ>といわれたエピソードを告白した。

 岡田は母親からの言葉を受けて、<それがずっと頭ん中に残っちゃってさ。いろんな意味を込めて言ってくれてるんだけど>と述懐。<いろんなことがありすぎて自分でも一回整理しないといけない時間って、どの人もみんなあったと思う。だけど、だからこそ今こうやって隣にいる2人とか、大事にしたいと思う人たちは特にみんなで手を差し伸べて、助け合っていきたいなって気持ちが今年は特に感じて>と、話した。

 それを聞いた志尊は、<どこかにやっぱ自分が出ているのを(ファンが)生きがいにしていたり、楽しんでくれているんじゃないかってところがあると、やめづらいというか、そういう選択肢をそもそも考えないようにしようってなるよね>と芸能人であるがゆえの心境を明かしていた。

 川口のファンや、岡田の母親が心配する背景には、昨年芸能界で自殺が相次いだことが無関係ではないのではないか。昨年5月、『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演中だったプロレスラー・木村花さんが亡くなったが、彼女は亡くなる直前にインスタグラムに意味深なメッセージを残していた。本人が悩み苦しんでいることに少しでも早く気づいてあげれば、最悪の事態は免れる可能性があると考え、芸能人のSNS更新が少しでも途絶えたり、意味深な投稿があったりすると、すぐさま心配のコメントを寄せるファンもいる。

 また、岡田は昨年7月に自ら命を絶った三浦春馬さんとプライベートでも親交が深かった。岡田は<いろんなことがありすぎて自分でも一回整理しないといけない時間って、どの人もみんなあったと思う>と言っているが、その「いろんなこと」に三浦さんの死も含まれているのではないか。

 三浦さんが亡くなった際には「過労状態が続いていた」、親や所属事務所との関係に問題があったという報道が相次いだ。友人を亡くした息子の精神状態が心配になることはもちろん、芸能界の過酷な労働環境にまつわる報道を目にしていたとすれば、岡田の母親が<やめていいんだよ>と言いたくなるのも自然なことかもしれない。

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