
Getty Imagesより
ドクターシーラボが運営するエステサロン「クリニカルサロン シーズ・ラボ」(全国28店舗)は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下における世代別・新規来店顧客の推移を調査。リリースによれば、20代の顧客と50代の顧客で来店傾向が大きく異なっていたそうです。
2020年1~12月の新規来店顧客数を20代前半(計3602名)・50代前半(計1168名)の二世代に分けて比較したところ、50代前半の顧客は増減する陽性者数の推移に反比例するように変化しています。対して20代前半の顧客は、最初の緊急事態宣言が解除される頃からほぼ右肩上がりに増加。新規感染者数が増えた11月と12月も、その傾向は変わりませんでした。
20代前半の顧客の来店理由は、「コロナ禍によるストレスでニキビが増加した」「マスク生活によって今までになかった肌荒れを起こしている」など。シーズ・ラボは、本人にとってはまさに「緊急事態」であることがほとんどだとし、スマホによる「アプリ加工」がスタンダードである時代だからこそ、「現実の肌の変化」が受け入れ難いのではないかと分析しています。
確かに「画像」「動画」の自分は実物より数倍お肌が綺麗なのに、鏡に映る自分は可愛く見えない……と思い悩む人もいるのかもしれません。
昨年6月にシーズ・ラボが店舗営業を再開した際には、エステティシャンと再会の喜びを分かち合うお客と、お手入れできる幸せを再確認するエステティシャンも多かったそうです。
エステサロンは“不要不急”と見なされがちですが、「クリニカルサロン シーズ・ラボ」は、 “肌の緊急事態”に悩む方のサポートをしていきたいとの考えから、感染防止対策を最大限に行いながら、営業を続ける意向とのことでした。
▼「クリニカルサロン シーズ・ラボ」
公式HP:https://www.ci-z.com/