Snow Man、シングル3作連続ミリオン目前も「売上と知名度が比例しない」AKB現象の謎

文=田口るい
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 男性9人組グループ・Snow Manの『Grandeur』(1月20日リリース)が、1月26日発表の「オリコン週間シングルランキング」で今年度最高となる初週売上80.2万枚を記録し、初登場1位を獲得。早くもミリオンセールスが射程圏内に入っている。

 『Grandeur』がミリオンを突破すれば、デビュー曲『Imitation Rain/D.D.』、昨年10月にリリースしたセカンドシングル『KISSIN’MY LIPS/Stories』に続いて3作連続のミリオン達成となる。

 過去、先輩のKinKi Kidsもデビュー曲がミリオン突破の偉業を成し遂げている。ジャニーズJr.時代から絶大な人気を誇ったKinKi Kidsは、デビュー曲『硝子の少年』が179万枚の大ヒット。続く『愛されるより愛したい』は164万枚、『ジェットコースター・ロマンス』94万枚、『全部だきしめて/青の時代』は115万枚を売り上げた。

 だが時は流れ、今はCD不況の時代。サブスク解禁をしていないとはいえ、リリースしたシングルがすべて驚異的な売上を記録し続けているSnow Manは、2021年現在のジャニーズデビュー組の中では、もっとも「CDを売っている」グループと言えるかもしれない。

 しかしSnow Manに対して、「ここまで売れる理由がよくわからない」「売れているはずなのに、曲はファンしか知らない」という疑問の声もある。前述したKinKi Kids『硝子の少年』や同じくミリオンヒットしたSMAPの『世界に一つだけの花』などは、誰もが知っている曲になったが、Snow Manの楽曲はそうではない。

 こうした現象は数年前からあった。AKB48は30枚以上のシングルがミリオンセールスを記録しており、2018年5月リリースの『Teacher Teacher』に至っては史上3作目となるトリプルミリオンに認定。しかし300万枚も売れたはずなのに、肝心の曲自体の知名度はほぼない。

 AKB48グループは、シングルに総選挙の投票権や握手会の参加券をつける、いわゆる“特典商法”を活用し、一部のファンが特典目当てで大量買いをすることで莫大な売り上げを記録してきたことは周知の事実。「ヒットした」と言える曲は前田敦子らがいた一時期に集中しており、100万枚以上売れているのに熱心なファンしか知らない曲の方が多い。

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