関ジャニ∞安田章大がメリー喜多川氏への感謝を明かす。病後の傷跡や後遺症も包み隠さず見せる決意

文=wezzy編集部
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『LIFE IS』(マガジンハウス)

 関ジャニ∞安田章大が朝日新聞の連載「患者を生きる」に登場(2021年1月25日〜29日付の5日連続)。2017年に受けた脳腫瘍の一種・髄膜腫の手術と、以降の生活について赤裸々に語った。

 「患者を生きる」は、なんらかの病気と向き合いながら生きる人々に取材した連載企画で、これまで、新型コロナ後遺症、ぜんそく、靭帯損傷、吃音、夜間頻尿、子宮内膜症などさまざまな病気を取り上げてきた。2019年にはSKE48の須田亜香里が自身の金属アレルギーについて語っている。

 この連載で安田が語ったのは、事務所スタッフやメンバーへの感謝と、病気を通じて「伝えるべきものができた」という決意だった。

 病気が分かったのは2017年2月1日。番組収録を終えてエレベーターに乗った際、急に平衡感覚を失い、頭を圧迫感が襲ったという。安田はもともと片頭痛もちで、父親も同じように片頭痛に悩まされていたことから頭痛は遺伝だと諦めていたが、前述の症状はいつもとは違う違和感があったそうだ。そのため、マネージャーに「一度、脳波やMRIなどの検査をきちんと受けておきたい」と伝えたという。これが安田の命を救った。

 検査の結果、野球ボールほどの大きさの腫瘍があった。腫瘍は良性ではあるものの脳出血につながる可能性もあることから、1週間後に手術することになったという。このとき安田は、ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏に初めて自筆で手紙を書き、自分をアイドルとしてデビューに導き、さまざまな仕事をさせてくれたことへの感謝を綴った。

 12時間におよぶ大手術は無事終了したものの、術後は3日間も39℃の熱が続き、舌も腫れて食事が喉を通らない。このとき、メリー氏が「病院食だけでは回復しにくいでしょう。脳の手術で、胃腸は大丈夫なのだから、体力をつけなさい」と手紙を添えて差し入れてくれたすき焼きは美味しく、その心づかいが嬉しかったと振り返っている。

 その他にも、関ジャニ∞のメンバーへ感謝の言葉を述べ、普通通りに接してくれる仲間たちにどれほど救われていたかを明かした安田。「患者を生きる」の最後には「生きづらさを感じている人々の力になりたい」と語っている。昨年からは心理学の勉強をはじめており、将来的には資格をとってメンタルケアの仕事などにも挑戦したいという。

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