
Gettyimagesより
不動産の賃貸や買取を行う株式会社AlbaLinkの「訳あり物件買取PRO」が、賃貸物件を借りたことがある男女500人を対象に「賃貸物件を借りて後悔する瞬間についての意識調査」を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。
それによると、「賃貸契約で後悔したことがある」という人は、500人中349人。全体の69.8%に上ります。賃貸契約で後悔したことがある」という349人に、後悔した理由を聞いたところ(複数選択式)、多い順に「騒音トラブル」(152人)、「設備がイマイチ」(112人)、「住民や大家の質が悪かった」(100人)、「日当たりが悪かった」(95人)、「水回りに不満」(62人)。なお、この結果に男女差は特になかったそうです。
最も多かった「騒音トラブル」では「隣や上下階の住民の生活音がうるさかった」「家の目の前に電車が通っていた」「入居してから近所で工事が始まった」などのケースが挙がりました。「設備がイマイチ」では、「収納スペースが狭い」「エアコンのききが悪い」など、実際に暮らしてみないと使い勝手の悪さに気づきにくいものもあり、事前の判断は難しいことがわかります。
賃貸契約で後悔しないためにやっておくべきと思うことは(複数回答)、多い順に「昼と夜の両方で下見に行く」(189人)、「現地で内見する」(171人)、「契約内容をしっかり確認しておく」(69人)、「前入居者の退去理由を聞く」(66人)、「ない(運)」(43人)、「家賃を下げ過ぎない」(42人)。こちらも、男女差はほぼなかったそうです。
「運」という回答が、なかなかリアルですね。
▼調査概要
「賃貸物件を借りて後悔する瞬間についての意識調査」
調査対象:過去に賃貸契約を結んだことがある全国の男女500人(男性51.2%/女性48.8%)
調査対象の年代:20代16.0%/30代29.0%/40代37.4%/50代15.2%/60代以上2.4%
調査対象の年収:200万円未満21.8%/200万円以上400万円未満47.2%/400万円以上600万円未満23.2%/600万円以上800万円未満5.8%/800万円以上1,000万円未満1.2%/1,000万円以上0.8%
調査期間:2021年1月12日〜19日
調査方法:インターネット(クラウドソーシングサービス)による選択式回答