
「noalice by ryuyu」Instagramより
知人男性が詐欺とコカイン使用で逮捕されていたことが発覚し、謝罪した「ゆきぽよ」こと木村有希。今度は自身がプロデュースした下着が、既存商品の模倣ではないかという疑惑が物議を醸している。
ゆきぽよはキャバ嬢向けのドレスや下着を販売する通販EC「noalice by ryuyu」でモデルを務め商品のプロデュースも担当しているが、「週刊新潮」2021年2月11日号(新潮社)によると、ゆきぽよがプロデュースした下着とまったく同じものが、「noalice by ryuyu」以外の通販サイトでも売られているという。
ゆきぽよの所属事務所の社長は<きちんと頑張って、本人がデザインしているのは事実です>とパクリを否定。同誌に対しては、販売会社を通じて中国の生産工場からは以下の回答があったそうだ。
<日本から送られてきたイメージでサンプル制作を進めていく上で、工場で以前生産した既製品を混ぜてしまった可能性がある。日本からたくさん問い合わせがあり、同じものを作り、他社に売ってしまった>
「noalice by ryuyu」は詳細を調査しており、一時的にnoalice商品の下着はすべて販売を中止。調査が終了すれば問題の無い商品は再度販売開始するとアナウンスしている。また、該当商品を購入したユーザーには、申請すれば返金対応をするという。
さらに2月4日にも「noalice by ryuyu」は情報を更新し、この問題を報じた「週刊新潮」と「東スポ」の記事にはデザインのパクリを同社が認めているような記載があるが、これは事実無根だと否定。<木村有希さんのデザイン案を元に、弊社と木村有希さんとで綿密な打ち合わせ等を経てデザインイメージを作成>しており、<ゆきぽよちゃんも弊社もパクリの意図等はございません>と改めて説明している。
昨年12月には、GACKT・ローランド、門りょうがプロデュースしたアパレルブランド「G&R」が、中華サイトの激安ドレスやイギリス「SELF PORTRAIT」のドレスのデザインを模倣していたとして騒動になったばかり。今回のゆきぽよの件は、彼女が商品のデザインを考えたことは事実のようだが、芸能人プロデュースと謳った商品の管理体制の甘さがまたしても浮き彫りになったかたちと言えるかもしれない。
ゆきぽよのテレビ出演は継続できるのか
前述のように、ゆきぽよは自宅の合鍵を渡すほど親密な関係にあった男性X氏が詐欺とコカイン使用で逮捕されていたと「週刊文春」(文藝春秋)で報じられている。ゆきぽよは1月24日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)にVTR出演し、X氏の前科を知っていたことを認め、<(X氏から)しつこく付きまとわれていたので、それで(関係を)切りづらかった>と涙ながらに釈明した。
謝罪後は平常運転に戻ったようで、Instagramにファッション通販サイトの撮影風景をアップ。コメント欄は彼女を応援する声で溢れたが、一部ネット上では批判が大きく、混沌とした状況だ。
報道前に収録が済んでいたテレビバラエティのVTRなどはそのまま放送されているが、一方で2月1日発売の「週刊ヤングマガジン10号」(講談社)に掲載予定だった巻末グラビアは別のタレントのものに差し替えられている。数年前に詐欺集団の宴会で芸を披露したことが発覚した芸人たちは活動を休止するなど対応に追われたが、ゆきぽよサイドは潔白であることをメディア関係者に強調して伝えているという。今後についてはテレビ局側がどう判断するかだろう。