BTSの衣装落札、その全模様をヒカキンが公開し「使い道はARMYが考えて!」

文=千葉佳代
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 BTSが大ヒット曲「Dynamite」のPVで着用した衣装をアメリカのチャリティーオークションに出品。中国の大富豪か、はたまたアメリカの大会社が落札するのではないかと騒がれていたが、落札したのは日本の実業家の前澤友作氏とYouTuberのヒカキンだった。予想額のおよそ8倍となる16万2500ドル(日本円で約1700万円)で落札したという。

 BTSが2020年にリリースした「Dynamite」は、Billboard Hot 100で初登場1位を獲得、2週連続で首位を飾った。本チャート史上、初登場で1位になった曲は「Dynamite」を含め全43曲しかなく、そのうち2週連続1位をキープした曲は「Dynamite」が20曲目である。

 ヒカキンは「『Dynamite』っていう曲はギネス取ってるんですよ! (YouTube)再生回数の!(24時間で1憶100万回再生)」と興奮気味に説明。この衣装がオークションに出品されるとわかると、ヒカキンのSNSには「ヒカキンさん、出番ですよ」とけしかける声が多数寄せられ、「落札するしかねえだろ!」と決意したそうだ。

 しかしヒカキンは、英語が読めなかった。オークションサイトの説明文はすべて英語。オークションに参加するには身分証の登録が必要で、申請書も書かなければならず、「わけわからん!」と悶絶してしまった。だが諦めきれないヒカキンは、人脈を使ってオークションに参加することを決意。すぐに思いついたのは、周りにお金を配ってしまうほどの大金持ち――前ZOZOTOWN代表・前澤友作氏だった。

 LINEで電話すると前澤氏は「オークションはしょっちゅうやってる」そうで、ヒカキンの「助けて、お金配りおじさん!!」という頼みを快く了承。前澤氏自身も若い頃に音楽をやっていた経験があり、音楽業界への貢献には強い興味があり、「どのくらいやりますか? いくらでもやりますか?」とヒカキン以上にやる気満々だったという。そう、今回のオークションはアメリカの音楽授賞式「グラミーアワード」を主管する「レコーディング・アカデミー」の慈善団体MusicCaresの基金を造成するために設けられた。MusicCaresは新型コロナで収入が減少した音楽家たちの健康と福祉をサポートする予定だそうだ。

 前澤氏が以前オークションで落とした品として最も有名なのはバスキアの絵(『Untitled』)だが、当初60億円くらいだろうと予想されていた落札価格はどんどんつり上がって最終的には123億円に。今回のBTSの衣装も予想は210~420万円になるとされたが、前澤氏は「その倍を超えるのではないか」と予想していた。結果的に8倍の値になるわけだが、このときの2人にはまだ知る由もない。

 オークションが始まり、「世界と戦っている!!」と叫ぶヒカキン。予想額の400万円はあっというまに過ぎ、700万円を超えたあたりでライバルは1人に。しかし、そのライバル1人がしぶとく、1000万円を超えてもついてくる。最終的にはヒカキンと前澤氏が、11.5万ドルから一気に13万ドル(約1300万円)の値を付ける勝負に出て、勝った。

 こうして無事に落札したBTSの衣装だが、よもやただ自宅に飾ったりクローゼットにしまっておくわけもない。一体どうするのか。

 二人は「ファンが喜ぶことがしたいですね」「ライブ会場に提示するのもよいですね」と、ファンからのアイディアをコメント欄で募集している。前澤氏は自身のTwitterでもハッシュタグ「#BTS衣装の使い道」をつけBTSのファンに向けて衣装の活用方法を呼び掛けている。ファンの前に出すまでは、厳重に衣装を保管するという。

 この神対応には“物言うファン”であるBTSのARMYたちも、「armyとして凄い嬉しいし本当にありがとうございます。悪い言い方するとヒカキンさんと前澤社長だったら変な使い方しないって分かってるから安心感すごい」「ARMYとしてこんなにも光栄なことはありません、、コロナ禍でバンタンが来日できないこのような状況で、本人達の衣装が日本に来ることになるなんて、、」と大絶賛している。

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