フジテレビの『鬼滅の刃』続編介入に強い反発「最悪のシナリオ」「テレビでやらなくていいのに」

文=wezzy編集部
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©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 大ヒットコンテンツとなった『鬼滅の刃』のアニメ続編制作について、関係各所が揉めているという。「週刊女性PRIME」の<『鬼滅の刃』アニメ続編計画、フジテレビの調整が難航する「理由」>という記事によれば、地上波の放映権を持っているフジテレビはなんとしても続編を地上波で放送したいようだが、そうなると様々な制約が出てくるというのだ。この報道に、ネット上では強い反発も巻き起こっている。

 『鬼滅の刃』の原作漫画は全23巻ですでに完結。アニメ版『鬼滅の刃』は「竈門炭治郎 立志編」として単行本7巻の途中までを描いており、連続2クール全26話による作品だ。TOKYO MXをはじめとした独立UHF局で2019年4月から10月にかけて放送され、その後もAbemaTVやdTV、dアニメストア、Amazonプライム・ビデオ、FOD、GYAO!など、さまざまな配信サービスでみることができ、多くのファンを獲得した。

 テレビアニメの続きとなる劇場版『無限列車編』は、単行本7巻から8巻の内容に沿ったストーリー。昨年10月の映画公開に合わせてフジテレビは地上波で、テレビアニメを<兄妹の絆編><那田蜘蛛山編>に編集して放送した回視聴率を獲得。12月にも<柱合会議・蝶屋敷編>を放送している。

 まだアニメ化していない原作9巻〜23巻までのストーリーもなんとかしてアニメ化し、ブームを継続したいという関係各所の思惑はわかる。だが、前掲「週刊女性PRIME」記事によれば、フジテレビはアニメを「地上波」で「ゴールデン帯」に放送したがっており、放送倫理やスポンサーに合わせて原作を改変する可能性があるという。具体的にはストーリーの変更や、追加エピソードの挿入が出来ないかを原作者側と調整しているとのことで、続編情報がなかなか発表されないのはこうした裏事情がるためだそうだ。

 もしそれが事実とすれば、せっかくの人気コンテンツを歪めて台無しにしてしまうことになる。ネットでは、「最悪のシナリオ」「原作の改変なんてもってのほか」「フジには撤退してほしい」「テレビでやらずネット配信だけでもいいくらいなのに」と非難轟々だ。

 だがそもそも、そんな裏事情がどこまで本当か定かでない。フジテレビはすでに制作・放送済みのアニメの放映権を買ったに過ぎないのではないか。『鬼滅の刃』は製作委員会方式を取らず、原作の集英社とアニメ制作のUfotable、アニプレックスによってテレビアニメと劇場版を制作したことで高いクオリティに達し、多くのアニメファンを満足させただけでなく、普段アニメに親しみのない層にまで波及した。地上波のゴールデン帯放送ありきで第二期を制作すれば、一瞬でブームは終わるだろう。

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