
藤田ニコルTwitterより
1月下旬から瞬く間に芸能人やインフルエンサー、いわゆる“ネットの有名人”などの間で流行した招待制の音声SNSサービス「Clubhouse(クラブハウス)」。ここでのトークは利用規約で原則、録音が禁止されており、外に漏らしてはならないことになっている。
その利用規約に安心したのか、多くの芸能人が秘密のおしゃべりを展開していたが、2月9日発売の「FLASH」(光文社)がその一部を記事化し、波紋を呼んでいる。
記事では“一般人ユーザーの一人”の言葉として、藤田ニコルとみちょぱ(池田美優)のトーク内容を一部公開。他愛のない雑談で、抽出された部分はいわゆる下ネタだ。
すると藤田ニコルは8日時点でこの記事が出ることを知ったといい、Twitterで、<クラブハウスで話した事が週刊誌の記事になるっぽくて少しイラ。一応クラブハウスの中の話はルール上だめなんだよ。こーなるとつまんなくなる。つまんないやり方!>と言及。「FLASH」のルール違反に苦言を呈した。
クラブハウスで話した事が週刊誌の記事になるっぽくて少しイラ。一応クラブハウスの中の話はルール上だめなんだよ。こーなるとつまんなくなる。つまんないやり方!
— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) February 8, 2021
藤田のツイートに、「それならClubhouseをやらなければいい」というリプライもついたが、藤田は<そういう事じゃないんだよね。。元から自分が危ない話なんてネット使って言わないし、漏れた内容が最悪!じゃなくて、ルールも守ってくれない大人がいる事に引いてるだけ!>と説明している。
確かに、Clubhouseは基本的には実名登録制である程度はユーザーの信頼性が担保されているとしても、芸能人のトークルームには数千人のリスナーが集まることもあり、誰が聞いているか把握し切れるものではない。「危ない話」をしていい場所だというわけでは決してないだろう。
藤田は<全然記事に明日される私の内容なんて今ここで言えるレベルだし。。ただ芸能人の皆さんは居心地は悪くなりそうだね。。私はファンとコミニケーション使うのに使うのは楽しかったな!もちろんお友達と使うのもね。>とも投稿し、今後は<やめはしないよー!適度に使う!>と宣言した。
Clubhouseでのトーク内容が外部に漏れることについては、数日前にすでにエハラマサヒロがTwitterで指摘していた。
クラブハウス内で話してる事を外に漏らしたらペナルティがあるという規約があるので、実験でクラブハウス内で第5子が出来たことをフライング報告したら即ダダ漏れとるやないか!(笑)
やっぱり流行って1週間もすれば色んな人が来るから治安も悪くなるという予想は的中 pic.twitter.com/f03xbeEJiZ
— エハラマサヒロ(吉本坂46) (@eharamasahiro) February 5, 2021
日本で流行りはじめてまだほんの1〜2週間あまりのClubhouseだが、芸能人の利用は一気に減っていくかもしれない。