藤森慎吾、テレビ軽視発言の波紋を察知?「吉本の悪口言う人、俺が許さない!」と強調

文=千葉佳代
【この記事のキーワード】

 昨年末に吉本興業を退所し、フリーになった「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾だが、先日発売された初の著書『PRIDELESS(プライドレス)受け入れるが正解』(徳間書店)に「テレビは才能の浪費」等と綴っていたことで、にわかに暗雲が漂っている。

 テレビの仕事は安定収入のためにしていたこと、<テレビはちょっと非効率で、才能の浪費をしているというところがある>などとぶっちゃけたことで、一部では不興を買っている。素人からYouTubeで成り上がったわけではなく、あくまでもテレビ出演によって高めた知名度を利用してYouTubeに参入したにもかかわらず、テレビの仕事を軽視するような発言をしているためだ。

 退社発表の直前にYouTubeで公開した手越祐也とのコラボ動画でも、藤森は手越からの「テレビかYouTubeどっちかしか選べないとしたら?」という質問に「YouTube」と即答していた。テレビはとても華やかな世界で憧れが詰まっていると思っていたが、最近は翳りを感じていると言い、自身にとって「華やかな場所」のイメージはテレビからYouTubeにシフトしているという。この動画を撮影していた時点では、藤森はすべてのテレビ番組を降板する覚悟があったようだが、退社後も番組出演は継続している。ただ今年は、6本あるレギュラー番組のうち2本が制作費の都合で終了予定だ。

 YouTubeで配信したオリエンタルラジオの吉本興業退所会見も、きな臭いものだったことを芸能リポーターの井上公造氏が明かした。井上氏は2月7日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)で、オリラジの会見には「見たことも聞いたこともない記者がいっぱいいた」ことに違和感を抱き、藤森に「どういうことなのか」尋ねたという。すると藤森は、記者役を務めたのは中田のオンラインサロンの仲間たちだと答えたという。マスコミ関係者は1人もおらず、あらかじめ決められた問答をしただけだったそうだ。それもひとつのパフォーマンスなのだろう。YouTubeの視聴者にとっては、どちらでもいいことなのかもしれない。だが一方で、マスコミに喧嘩を売るような行為とも捉えられかねない行為ではある。

 そうした風向きは、藤森もうっすら感じているのだろうか。2月5日に藤森はアンジャッシュの児嶋一哉とのコラボ動画をYouTubeで公開し、今でもテレビ業界や吉本興業と良好な関係を保っていると強調した。

 中田の退社意思を受けて「じゃあ俺も辞める」と決意したという藤森。中田の語る「2025年、オリエンタルラジオの20周年で日本武道館でライブをやりたい」という計画に「めちゃくちゃワクワクした」藤森は、自分が吉本所属で中田がフリーという状態でのライブ実現は「色々と面倒なことになるかもしれない」と思い、「だったらもう綺麗に、二人で気持ち良くやるために……」と考えて退社に踏み切ったのだと、あらためて説明した。

 藤森は吉本興業を「めちゃくちゃホワイト企業ですよ」とほめたたえた。退社後、テレビのレギュラー番組を継続することについても、吉本はマージンを取らないと明かし、「吉本の悪口言う人、俺が許さない!」とヨイショしまくる。

 吉本とは円満退社、テレビ局との関係も良好で順風満帆だと強調し、会社の看板なしに「藤森慎吾」という商品で戦っていくことに「そのぶんワクワクも大きい」と笑顔を見せる。「果たして俺にどのくらいの価値があるんだろう」と不安がりつつも、「(これからは)やりたい思いを第一優先に仕事が選べる」と自信をのぞかせた。

 今の藤森にとっては、YouTubeはテレビよりも魅力的な媒体なのだろう。中田はシンガポール移住を予定しており、コンビでの仕事がそれほどあるわけでもないのに、わざわざ吉本興業を辞めたのは、「生活のため」であるテレビ仕事にうんざりしていたところがあるのではないか。周囲がどう評価しようとも、結局は本人がやりたいことをやるのが良い。それに尽きる。

「藤森慎吾、テレビ軽視発言の波紋を察知?「吉本の悪口言う人、俺が許さない!」と強調」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。