東野幸治、Clubhouseでの「えげつないいじり」明かす ヒエラルキー最上部の男とは

文=wezzy編集部
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 Clubhouseはワイドショーやニュースでも不自然なほど盛んに取り上げられ、急速に利用者が増えた。そうした影響で環境が早くも激変しだしているという。前述『ワイドナショー』でバカリズムはこんな嘆きを漏らしていた。

<(Clubhouseは)イメージ的に、昔、中学ぐらいのときに聴いていたラジオみたいな感覚なのかなと思ったんです。いまのラジオって、ちょっとした発言でもこっそりやってても、切り取られてニュースになるじゃないですか。これはそうならないし、残らないから、そういう感じでできるのかなと思ったら、各番組が取り上げだして、『あぁ、またこれがつまらなくなるな』って感じ>
<Twitterのときも、Instagramのときもそうなんですけど、こういうの突然吉本芸人がウワッとやり始めるんですよ。そうしたら結構僕引き始めるんです。なんかテレビと同じにしようとしちゃうんですよ。誰でもかれでも誘ってやるんですよ。で、吉本(の会社)さんが企画やってみたり。そうなると、ちょっともう『うわ〜、変わっちゃったな』みたいな>

 実際、Clubhouse内での話がメディアに取り上げられて拡散する例が出ている。2月9日発売「FLASH」(光文社)は、藤田ニコルとみちょぱ(池田美優)がClubhouse内で話していた他愛もないやり取りを記事にした。

 そのことに対して藤田は苦言を呈している。Twitterに<クラブハウスで話した事が週刊誌の記事になるっぽくて少しイラ。一応クラブハウスの中の話はルール上だめなんだよ。こーなるとつまんなくなる。つまんないやり方!>と投稿していた。今回の報道を受けてClubhouseをやめる気はないが、<適度に使う>という。

 インターネットの世界でこれまで多くのSNSが生まれては消えていった。Clubhouseも、日本より早くサービスが始まっている海外ではハラスメントやヘイトを誘発するケースが出ており、解決すべき点は少なくない。メディアやインフルエンサーが主導でバズっているClubhouseだが、あっという間に廃れてダサいSNSになる可能性もあるだろう。Twitter、Instagram、TikTokのように日本で定着するサービスになるのだろうか。

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