女性ホルモン変動の影響は“気の持ちよう”ではない 「PMS」「産後うつ」「更年期障害」を『あさイチ』が特集

文=雪代すみれ
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 一方で、女性もパートナーが理解できるようになるため、自分の思いを伝えることが大切。高尾医師は<男性はほとんど(ホルモンの)変化をせずに過ごしていける生き物なんですよね。女性というのは、月単位でも人生単位でも大きく変動する生き物で、言ってしまえば変化はストレスなので「(女性は)ストレスを感じる生きものなんだ」とまず自分が理解して、パートナーにも理解を求め、具体的に自分が楽できるような方法がなんだろうというのを生活の中で探してみて、それをあえてお願いしてみる。そういうお互いのコミュニケーションが大事だろうなと思います>とコメント。

 さらにリポーターの馬場典子アナが<辛いときに楽をすることは自分のために大切なことということですね>と確認すると、高尾先生は<我慢するとか、そういう時代ではありませんので、いかに自分自身が快適に過ごしていくか。そういった前向きな選択が大事ですよね、どんな点においても>と強調した。

「女性ホルモンの変動が辛いならば、専門家に相談し治療を受けたほうがいい」ということを性別関係なく共有し、社会で当たり前の知識にしていくことで、パートナーとの認識の相違は防げるかもしれない。

 また番組は、ストレスを軽減させるための方法である「コーピング」についても解説。コーピングとは、<自分がストレスを感じていることにまず気づきを向けて、ストレスを和らげるために何かをやってみるとか何かイメージしてみるとか、何か自分の助けになりそうなことを試してみる>ことであり、「ペットを抱きしめる」「ハンドクリームを塗る」「反抗期の子どもの小さい頃を思い出す」など些細なことでよいそうだ。

 さらに事前に自分だけのコーピングリストを作成しておくことが重要だという。なぜならば、本当に辛くなってしまったときには何もできなくなってしまうため、<予めリストを作っておくと、辛くなったときに自分が何をすると楽になるのかわかって自分に対するケアにつながる>とのことだ。

 なお、現在進行形で本当に辛い場合は自力でコーピングを見つけるのは困難なため、まず自分が「辛い」と感じていると受け止めてあげることが第一歩。また、他の人のコーピングを参考に試してみるのも一つの方法だという。

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