クリスマスが終われば、お正月。お正月が終わればバレンタイン。今年も1月の中旬からバレンタイン向けの商品が店頭に並び始めました。
今回は、無印良品で販売されているバレンタイン向けの手作りチョコレートキットを購入。不器用な筆者でも簡単においしく作れるのか? 実験してみました。
無印良品「自分でつくる」シリーズ
無印良品の「自分でつくる」シリーズの中から、今回購入したのは「自分でつくる ドーナツ型チョコ」(税込790円)と「自分でつくる いちごとショコラのクランチチョコ」(税込850円)の2種類。
ちなみに「自分でつくる」シリーズは他にも……
・ガトーショコラ
・チョコタルト
・フォンダンショコラ
・2色のマカロン
・ブラウニー
・チョコチップマフィン
・フロランタン
・トリュフ
・チョコチップクッキー
・生チョコ
などが販売されています。この中でも比較的簡単そうなものを選びました。
自分でつくる ドーナツ型チョコ
「自分でつくる ドーナツ型チョコ」のセット内容は、こちら。
・チョコレート25グラム
・ストロベリー風味チョコレート25グラム
・大豆パフ14グラム
・ペンチョコ1本
・カラーシュガー3グラム
・チョコ用モールド型
・ギフト用ラッピング袋(タイ付き)10枚
大豆パフ入りのドーナツ型チョコがチョコ味、ストロベリー味、それぞれ10個ずつ作れるというキットです。
いちごとショコラのクランチチョコ
続いて「自分でつくる いちごとショコラのクランチチョコ」のセット内容は、こちらです。
・ホワイトチョコレート90グラム
・クッキークランチ75グラム
・ココアパウダー5グラム
・フリーズドライいちご1グラム
・ハートカップ15個
・ギフト用ラッピング袋(タイ付き)10枚
15個分の材料がセットになっています。
所要時間は冷やす時間込みで80分
まずは、所要時間が冷やす時間を含めると約80分かかる「ドーナツ型チョコ」から作り始めます。
小さめのボウルにチョコレートを入れ、およそ80度のお湯で湯せんするところから。
子どもでも簡単に作れるのか? 小学4年生の娘に手伝ってもらいました。
チョコレートが溶けたら大豆パフ半量を加え、さらに混ぜます。ここからが時間との戦い。型にチョコレートを入れる作業です。
作り方の説明には「流し入れ」と書いてありますが、とても流し入れることはできず、なんとかボウルから型にチョコを移すことができました。
これが、不器用母娘の限界です。型に入れたチョコレートは冷蔵庫に入れ30分以上冷やします。
所要時間は冷やす時間込みで30分
「ドーナツ型チョコ」が固まるのを待つ間に、所要時間が約30分の「いちごとショコラのクランチチョコ」作りへ。
まずは、ボウルにホワイトチョコレートを入れて湯せん。
溶けたホワイトチョコレートに、ココアパウダーやフリーズドライいちごを混ぜることで3種のフレーバーが完成します。
ボウルが足りず陶器で!? これで大丈夫なのでしょうか。
フリーズドライいちごは、つぶしてからホワイトチョコに混ぜます。
それぞれにクッキークランチを入れて混ぜ、あとはハート型のカップに入れるだけ。
パッケージを確認しつつ慎重に。センスが問われるターンです。
のんびりしていると、すぐにチョコレートが固まり始めます。チョコレート職人の方の手際の良さは、どうなっているのでしょうか。
固まりだしたら再度湯せんをくり返して、なんとかハートのカップに入れることができましたが、この作業だけで所要時間の30分が経過していました。あとは冷蔵庫で約10分冷やせば完成です。
ドーナツ型チョコ第1弾完成!
そうこうしている間に、先ほど作った「ドーナツ型チョコ」が固まりました。
型から、恐る恐る外してみたところ……
これが不器用の限界です。
続いて、ストロベリー風味のチョコを溶かして同じ作業のくり返し。
型に入れる作業も少しは慣れてきたところで娘ひとりで!そばにいて手も口を出さずに見守るのは母さんにとって至難の業ということで、少し離れたところで見守っていました。
再び冷蔵庫に入れて、30分待ちます。
クランチチョコ完成!見た目は?
ハートのカップに入れて作った「いちごとショコラのクランチチョコ」が完成しました。
これはハート形といえるのでしょうか。カップに入っていればハートの形に見えなくもないですが、カップから外すと……
ギフト用ラッピング袋に入れると、多少見栄え良く……なったでしょうか。
ドーナツ型チョコの飾りつけ
ストロベリー風味の「ドーナツ型チョコ」もなんとか固まりました。
ここからは、ペンチョコとカラーシュガーを使っての飾りつけです。
娘がチョコを絞ったら、すかさず母さんがカラーシュガーを振りかけるという共同作業。
これが不器用の限界です。
ギフト用ラッピング袋に入れると、多少見栄え良く……なったでしょうか。
手作りチョコのお味は?
2時間以上かけて完成した2つのチョコレート。さっそく試食してみたところ、どちらもサックサクでおいしい。味は間違いない、さすがの無印良品クオリティーです。
工程自体はとても簡単なので、手先が器用な方なら見栄えの良いチョコレートがスムーズに作れるのではないでしょうか。
不器用な母娘でも簡単においしく作れるのか? 実験してみた結果、「子どもが頑張って作りました」なら許されるかもしれませんが、本命の相手に渡すのは避けた方がいい“モノ”が完成しました。
でも味は自分でつくったとは思えないほど、おいしかったです。手先の器用な方が作ると、パッケージ通りのお菓子が完成するのでしょうか。