渡部建の復帰を上田晋也が後押し!「もう一回売れればいいじゃん」

文=wezzy編集部
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渡部建

 活動休止中のアンジャッシュ・渡部建の近況を、「FRIDAY」2021年2月26日号(講談社)が報じた。記事では2月上旬のある平日午前10時、渡部は東京都内の書店でビジネス書『デール・カーネギー流 1分で惹きつけるプレゼンの技法』を立ち読みしていたそうだ。「家庭内に居場所がないから」書店で時間を潰していたのかもしれない、としつつ、昨年6月の不倫報道で自粛して以降、未だにテレビ復帰の芽が見えない渡部を揶揄する内容だ。一部報道では5月には日本テレビ系の番組への出演を調整しているとあったが、同誌はテレビ復帰にはまだ半年以上かかるだろうと見ている。

 渡部のテレビ復帰を支えているのは、レギュラー出演していた『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)のスタッフだという見方がもっぱらだが、しかしそれだけではないようだ。

 今や名司会者の名をほしいままにしているくりぃむしちゅー・上田晋也が、先日10年ぶりにリリースした著書『経験 この10年くらいのこと』(ポプラ社)において、わざわざページを割き、「連絡〜アンジャッシュ・渡部へのエール〜」という表題までつけて、はっきりと渡部への応援メッセージを打ち出しているのである。

渡部建に「地上波難しくても…」とメールした上田晋也の思い

 くりぃむしちゅーとアンジャッシュの付き合いは25年以上に及ぶ。上田が著書でも明かしているが、有田哲平と渡部、それにアンタッチャブル山崎弘也の3人で共同生活をしていた時期もあるほど、長いだけでなく濃い関係だ。アンジャッシュ児嶋一哉が上田の自宅の合鍵を持ち、ほぼ居候のようだったこともあるという。

 それだけに、昨年6月、渡部が「週刊文春」(文藝春秋)で結婚前から関係のある女性と、佐々木希との結婚・第一子誕生後も肉体関係を続け、多目的トイレで行為に及んでいたという報道は、上田にとっても衝撃だっただろう。渡部の謹慎について上田は、<私も少なからずショックを受け、児島と電話でやりとりをした>と綴っている。

 それからしばらくは<そっとしておこう>と配慮した上田だが、報道から1カ月ほどが経ち、渡部に誠心誠意気持ちを込めたメールを送ったという。そこには「まあ、今回の件は残念だけど、また一からやり直して、デビューしてから売れるまでと同じくらい時間をかけて、もう一回売れればいいじゃん!」「仮にな、仮に今後民放は難しい、となったとしても、別に芸人が活躍できる場は、そこだけじゃなく、他にも一杯あるしな!」と、温かいエールが綴られていた。

 ところが。渡部からの返信は、「どちら様ですか?」。なんでも、連絡先を消してしまったので、メールの送り主が誰かわからなかった、というオチである。

 これと同じ話を、上田は昨年9月に爆笑問題・太田光と二人でやっている番組『太田上田』(中京テレビ)で明かしている。太田光は大爆笑し、手を叩いて「マジかよ~~」と喜んでおり、上田は「『児嶋だよ!』の言い方で『上田だよ!』 って書いてやったわ! まったくさ、あいつ。俺、あいつの謹慎伸びればいいと思ってる」「俺に失礼なことした分、(謹慎を)伸ばせ!」と笑い飛ばしていた。

 上田や太田は、渡部を悪者にするでもなく、笑いに変えようとしている。太田光も、1月27日放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)に、前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞で療養中の田中裕二に代わって児嶋一哉が登場した際、<ピンチヒッターで渡部くんが来てくれています>と紹介するなど、渡部いじりを連発した。

 上田や太田の熱いエールを受けている渡部。ビジネス書の内容が役に立つかはわからないが、少なくとも芸人としての仕事復帰を待つ仲間がいることは確かなようだ。

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