吉岡里帆の「あざとい」バッシングをひっくり返す賭けに? 『レンアイ漫画家』でコテコテのラブコメ挑む

文=wezzy編集部
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吉岡里帆Instagramより

 吉岡里帆が2021年4月放送開始のドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)でヒロインを務めることがわかった。

 『レンアイ漫画家』は山崎紗也夏による同名コミックの実写化作品。吉岡里帆は主人公の漫画家・刈部清一郎(鈴木亮平)からの依頼で作品のネタ探しのための疑似恋愛に協力する女性・久遠あいこ役を演じる。

 吉岡はInstagramで『レンアイ漫画家』出演を告知し、<キュンってなんだーーー>とテンションの高い投稿をしているが、これは彼女にとっても制作スタッフにとっても、ある意味「賭け」だろう。

 吉岡はテレビドラマや映画のオファーが絶えない女優だが、人気が急上昇するのと同時期に“女に嫌われるあざとい女”という汚名もついて回るようになった。ネット上ではしばしば理不尽なバッシングの対象となっている。

吉岡里帆はアンチにも丁寧にリプライしていた

 たとえば、吉岡が女優としてブレイクする前に水着グラビアの仕事を経験しているが、インタビュー記事で当時を振り返って、<やりたくないというのは私の偽れない本当の気持ちで、でも、そう思いながらも脱ぐことに意味があると思っていました。嫌なんだけど、自分の夢をつかむために、それをやってほしいと求めてくれる人がいる以上、その人たちに応えるのが私の生き方だということに抗えなかったんです>(2017年10月6日付「She is」)と発言したところ、意図を誤解されて拡散し、「グラビアアイドルをバカにしている」といったバッシング発生した。彼女は過去の仕事に関してためらいがあったと語っただけで、他のグラビアアイドルや、グラビアに関わるスタッフに関する言及はしておらず、理不尽極まりない誹謗中傷だった。

 2019年に出演するドラマ『時効警察はじめました』で主題歌を担当する東京事変の応援として『ミュージックステーション』に出演した際も、「主演でもないのに番宣に出るなんておかしい」「視聴者が吉岡里帆の主演だと勘違いする」と、これまた彼女にとって理不尽な批判が集中した。『ミュージックステーション』へのプロモーション出演はテレビ朝日側の意向であり、彼女をバッシングするのはお門違いだろう。

 吉岡はこの時、アンチコメントを書いてきたフォロワーのひとりに<わかりました。嫌な思いをされないように気をつけて出演させて頂きます。皆様お忙しいので、沢山の方にドラマを見て頂くために後輩が番宣をするのはとても大切な仕事です。そこだけは分かって頂けると幸いです>と返信している。

 同じ年に出演した『FNSオールスター秋の祭典 新ドラマ対抗“生”クイズバトル! メジャーランド』(フジテレビ系)ではこんなこともあった。吉岡のイメージを聞いた街頭インタビューVTRで<牛肉と豚肉の違いがわからなそう><勉強あまりしなそう><漢字が分からなそう。ぎょうにんべんとにんべんの違いが分からなそう><宇宙人と交信してそう。『私、ナントカ星から来た~!』みたいな(ことを言いそう)>といったコメントが流された。

 このVTRに対して吉岡は、<世間の方の『宇宙と交信できそう』とかっていうのは意外過ぎて、そういうふうに見られるのも悪くないなと思いました。嬉しかったです、いろんなイメージがあって>と気丈に応じていた。

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