どん底に落ちた石田純一に田村淳が加勢「若い人に向けて一切発信しなくていい」「政治家はやらないんですか?」

文=千葉佳代
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 石田純一のYouTubeチャンネルに、初のゲストが登場した。ロンドンブーツ1号2号の田村淳だ。石田のYouTubeチャンネルは今後どうすれば盛り上がるのか? 淳が誠心誠意、アドバイスを送った。

 淳に「なんで石田さん、YouTubeをやろうと思ったんですか?」と聞かれると、「面白いことをやりたい(と思った)」と石田。YouTubeチャンネルでは自分のことだけではなく、世の中のためになるようなことを発信していきたいのだという。

 石田は昨年4月、緊急事態宣言下に沖縄へ出向き、新型コロナウイルスに感染していたことが発覚して大バッシングを受けた。退院後も快気祝いと称して飲み歩いたり、7月に福岡で宴会していたりしたと週刊誌に報じられ、中でもマスクをせずに泥酔し千鳥足の姿を撮られた際はひときわ大きな「ふざけるな」の大合唱が巻き起こった。

 一連の騒動で出演番組からも降板し、社会的に大ダメージを負ったという石田。今年1月14日、67歳の誕生日にYouTubeチャンネルを開設して「すべてをお話しします」と題し、コロナ禍で外出した理由などを話したが、コメント欄は大荒れとなっていた。未だに騒動は収束していないようだ。

 YouTubeのコメント欄について石田が「生の声ってもう刃物みたいな。ガンガン切って」と苦笑いすると、淳は「でも怒ってもらえばいいじゃないですか。チャンネル登録してくれている人って、石田さんに『もっと石田さんこうやってよ』と思ってる人がチャンネル登録してくれている人なんで」「チャンネル登録してくれている人のちょっと際どい刃物的な言葉は、愛情として受け取ってもいいかなと思う」と持論を展開。

 また、石田は若者向けではなくシニア向けのYouTubeチャンネルをやりたいが、「今はそれどころか謝罪、謝罪ばっかりになっちゃってる」と悩んでいるそうだ。人気のYouTuberの動画を見てみても、どうやって稼ぐんだろう……とわからなくなっているという。

 これを受けて淳は「若い人に向けて一切発信しなくていいと思います」とアドバイス。淳は現在、大学院で遺書の研究をしているが、遺書を書くと自分のやりたいことが明確になって、気持ちがポジティブになるのだという。自分のライフスタイルは歳を追うごとに変わっていくが、死に近づいていく中でどう自分の人生を生きていこうかという指針を石田が示してくれたら、爆発的に人気が出るのではないかと力説した。

 淳は最近の「挑戦しようとすると叩かれる風潮」を変えたいのだという。確かに、西野亮廣の映画『えんとつ町のプペル』も絶賛していた。

 淳が慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学したのは2019年4月のことだったが、ただ学ぼうとしただけなのに世間から激しくバッシングされたという。「でも石田さんに(自分が)『こんなことやりたい』って言ったら、パーッと受け止めてくれるじゃないですか。そこはだから、僕は感覚が石田さんみたいな人になりたいし、許容していきたい」と淳が語りかけると、石田も、「無理解とか偏見とか、そういうのが多くて。YouTubeでは何をやっていこうかっていうのはおぼろげながら、弱い人たちを助けられたら良いなーとか思うし」と応じた。

 「弱い人を助けたいってなったら最終的に政治家になるんじゃないですか?」「政治家はやらないんですか?」と淳が聞くと、石田は「自分はなれないと思う」としたうえで、「政治家の一番の仕事は戦争をしないことなんですよ。そっち方向だけはお願いしますって言いたいです」と望みを述べた。戦争は、疫病や餓死など、悲惨な思いをするもの。政治的な「右」「左」関係なく、自分はそれを心配しているだけなのだと語った。

 石田は安全保障関連法案が参院特別委員会で強行採決された2015年9月17日の夜、国会前の反対デモで演説し、「戦争は文化ではありません。誇るべき平和を戦後100年に続けていこうではありませんか」と訴えていた。このスピーチはデモ参加者から大きな歓声を浴びたものの、保守系の政治団体に激しく叩かれ、テレビ局に「絶対こいつを使うな」「レギュラー番組を降ろせ」と40~50件の抗議電話があったという。

 このときのことを振り返り、「IKEAの店員は家具のことしか話しちゃいけないの?」というテニスプレイヤー・大坂なおみ選手の言葉を例に挙げた石田に、「タレント風情が政治に首突っ込むな」というのはおかしいと淳も深く頷いた。

 今後、石田はYouTubeチャンネルにも政治家を呼び、自由に話していきたいという。淳ともこれからもコラボしていきたいそうだが、最後に淳は「次のコラボまでに石田さんが問題起こさなきゃいいなとは思ってますけど」とチクリ。

 現在、タレントとしての好感度はどん底状態の石田だが、この動画には「石田さん素直でいい人」「石田さんはいつも自然体でいいなと思います」など、応援の声が多数ついている。視聴者の共感を得られるような形で石田の本音を引き出した淳の手腕が光る動画だった。

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