松山ケンイチ赤裸々に明かした小雪との「二重生活」。鳥を飼い、野菜を育て、ゴミを出さない暮らし満喫

文=wezzy編集部
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松山ケンイチ:Gettyimagesより

 今年は松山ケンイチが活躍する一年になりそうだ。3本の映画公開と10月からスタートする連続ドラマ『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)が控えており、まずは3月に三浦春馬さんの遺作でもある映画『ブレイブ-群青戦記-』が公開予定だ。

 最近では、北日本の田舎に建てた家と東京の家で二重生活をしていることも話題の松山。2011年に結婚した姉さん女房の小雪と3人の子どもたちとともに、2018年からおよそ半年ごとに地方と東京を行き来する生活を送っているという。

 松山は青森県のむつ市出身で、幼少期は自然の中で虫取りや基地を作って遊んでいたそう。2001年に大手芸能プロダクション・ホリプロのオーディションに合格し上京。すぐにブレイクとはいかなかったが、2006年公開の映画『デスノート』のL役で注目を集め、売れっ子俳優へと成長した。

 松山はなぜ北日本に暮らす生活を望んだのか。「週刊新潮」2021年2月18日号(新潮社)で松山本人が明かしたところによると、東京で暮らしていると子どもの生活音の問題など気を付けなければならない問題が多いことや、家と仕事の往復になってしまうことへのストレスから、田舎暮らしを始めたという。

 北日本の家ではテニスコートほどの畑を耕し、様々な野菜を育てているそうだ。また、捌いた後の熊や鹿の皮の「なめし」も始めたといい、革職人と相談しながらキーホルダーやペンケースをつくり、知人にプレゼントすることもあるそう。いずれは町おこしのために革製品を販売することも考えていると明かしている。

 一方、妻の小雪には都会的なイメージを持つ人も多いだろうが、彼女も根っからの“天然志向”のようだ。2012年に発売された小雪のエッセイ『生きていく力。』(小学館)には、彼女の育った独特な環境が綴られている。

 小雪は神奈川県座間市で生まれ、実家には枇杷や蜜柑の木、野菜やシソなど和のハーブ、ブルーベリー、ラズベリーなどが植えられていたという。母親は自然治療を研究していたそうで、熱があると薬草を煎じて飲ませてくれたり、腹痛のときはあたためたこんにゃくを枇杷の葉に包んでお腹にあててくれたりしたようだ。おやつもケーキやジャンクフードではなく、干物やかりんとう。こうした生活の中で、小雪は食の大切さや知恵が自然と身に付いていったという。

 また、小雪は2019年に行われた映画『いただきます ここは、発酵の楽園』の完成披露試写会でも幼少期の生活を振り返っていた。小雪は5歳の時から玄米を食べていたが、ほかの家や外食では白米が多いため、「なんでいつもウチのご飯は茶色なんだろうな?」と疑問だったそう。お肉が食事に出ることは月に1回程度で、魚か豆腐がメインだったため、「ウチ、お金がないのかな……」と心配することもあったそうだ。

 この試写会ではすでにスタートしていた二重生活についても明かしており、<夏場や春の間は、自分たちで野菜を作って自分たちで食している。鳥も飼ったりして、自分たちのゴミを出さずに、鳥さんたちにあげている>と話していた。

 新型コロナウイルスの影響により在宅ワークが浸透しつつあることで、政府も地方への移住を推進する政策を進めているが、都心での暮らしに慣れてしまうと、なかなか田舎への移住には踏み切れないもの。松山ケンイチ・小雪夫妻の二重生活は、お互いに生まれた時から自然と深く関わってきた夫婦だからこそ成り立っているのかもしれない。

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