
100均の化粧水はどこまで有名ブランド商品に通用するのか!?
近年、充実したコスメグッズを大々的に取り揃えるようになった100円ショップ。低価格なだけでなく、その品質も日進月歩で向上しています。
ここで気になってくるのが「実際のところ、どっちの商品の方がお買い得なの?」という疑問。そこで本記事では、100円ショップと一般小売店の商品を徹底比較。今回は、お肌を健康に保ってくれる「化粧水」を例に比べてみました。
100円ショップブランドの「アロマ & オーガニック化粧水」は破格の安さ!!

110円で化粧水が手に入るとは、「ダイソー」さすがの企業努力
100円ショップブランドから今回チョイスしたのは、業界No.1人気の「ダイソー」で販売されている「アロマ & オーガニック化粧水」(税込110円)です。

早速使ってみましょう!!
フタを開けるとほのかな「シトラスグリーン」の香りが。化粧水の濃度はさらさら系で、使ってみても特段欠点もなくコスパは良好です。ただ、5分くらいすると乾燥してくる印象を抱いたので、乳液やクリームなどで水分を閉じ込める工夫は必須かもしれません。

成分表には気になる点も……
裏面の成分表で気になったのが“オーガニック植物由来成分配合”という文字。実はこれ、「オーガニックの成分も一部配合しています」という若干抜け穴的な表記。肌への刺激があると言われる石油由来成分も配合されているので、その点は要注意です。
一般小売店商品の「肌ラボ 極潤」は長時間続く保湿力が魅力!!

コスメ界の大手「ロート製薬」のブランド「肌ラボ」の商品!!
一般小売店の商品から選んだのは、コスメ業界の老舗「ロート製薬」が誇る人気ブランドの商品「肌ラボ 極潤」(税込767円)です。

7倍以上の値段だが、その違いやいかに……
匂いはほぼ無臭。化粧水の濃度はトロッとしており、使ってみると肌にしっとり吸いつくような印象を受けました。5分以上経過しても肌のうるおいが持続していたので、値段に見合う実力があると言えるでしょう!

気になる成分は?
成分表を見てみると、無香料無着色、オイルフリー、アルコール(エタノール)フリーとのことなので、敏感肌の人でも安心して使用できそう。さらに、肌に潤いを与える乳酸発酵ヒアルロン酸という成分によって、強い保湿力を実現させているようです。
ダイソー VS ロート製薬! その勝負の行方やいかに……

比較ポイントはまだまだある!!
さて、ここからはダイソーとロート製薬の商品を、化粧水の成分以外の視点から見比べてみましょう。はたしてどんな違いがあるのでしょうか。

15cmのボールペンと同じくらいのコンパクトサイズ
「アロマ & オーガニック化粧水」の内容量は120mlと少なめ。化粧水の濃度もシャバシャバ系なので量を使わねばならず、減りが少々早そうです。デザインに関して言えば、インテリアの邪魔にならないシンプルな作りで好印象。

同じく約15cmのボールペンと比べるとよくわかるサイズ感
「肌ラボ 極潤」の内容量は170mlとたっぷり。加えて化粧水自体にとろみがあるので、少ない量でも十分な保湿を期待でき、物持ちも良さそうです。デザインは生活感が強めなので、インテリア的には少々浮いてしまうかも。
結論ですが、今回はドローです。性能面で言えば圧倒的にロート製薬の「肌ラボ 極潤」ですが、ダイソー「アロマ & オーガニック化粧水」も破格の安さを考えると十分及第点。お財布事情に合わせて選んでみてください!