PLOTTER「メッシュケース」中身が見えるスマートでコンパクトな小物入れ

文=出雲義和
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PLOTTER「メッシュケース」

 デザインフィルのブランドPLOTERラインアップから2019年に登場した「メッシュケース」は軽量でかつ丈夫なナイロンメッシュを使用し、適度な視認性をもった収納ケースです。

 今回は、PLOTTER「メッシュケース」の5つあるサイズの中から、「メッシュケースSlim」を中心に、その機能と実用例を交えて紹介します。

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適度な透明感で中身が見やすい

 さまざまな小物を持ち歩くひとにとって、自分はいま何を持ち歩いているのか分からなくなることは珍しいことではありません。鞄の中にあるペンケースやバッグインバッグ中に納めた物は外からではわかりませんから。「持ってきたはずなのに!」という体験をしたひとは多いはずです。

 「メッシュケース」は適度に透けて見えるナイロン生地を活かし中に納めた小物類がわかりやすいのが特徴で、忘れ物を防ぐ事にもひと役買っています。

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開けやすいバネ口

 使いやすさという点で、ケースの口部分に採用されたバネ口はワンタッチでの開閉が可能です。ファスナー式ペンケースの場合、中のペンを取り出したら閉める作業が必要ですが、「メッシュケース」の場合は、手を放すだけで口部が閉じる仕様なので、閉め忘れてペンケースの中身が散らばってしまうような失敗を未然に防ぐ効果もあります。

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見たい物と見せたくない物を分けて整理

 内装は表のメッシュ側と背面側の間に仕切りがあり、2層に別れているので視認しやく、すぐに取り出したい物と、目に触れずにしまって置きたい物を簡単に整理できます。

 例えば、表のメッシュ側には筆記具など見えて確認できるものを、また背背面にはカッターナイフやハサミなどあまり目に付かないようにしまっておきたい道具の収納にピッタリです。

HOW TO「メッシュケースSlim」

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トートバッグのポケットにもジャストサイズ

 大手鞄メーカーから発売されているショルダーバッグやトートバッグにペンケースを入れた場合、移動中に鞄の底に入り込んでしまい、取り出すときには、鞄の中をゴソゴソと手探りで見つけなければならない事が多々あります。

 ペンケースを入れる事を想定していなかったのか、筆記具は1本か2本あれば十分だろうという暗黙のビジネスルールが存在するのかと勘ぐってしまうほど、「ペンケース」を入れるための専用スペースが設けられたバッグに出会った事がありません。

 あるのは、手帳やスマートフォンを入れるための隙間のようなポケットが主流のようです。

 「メッシュケースSlim」の場合、ビジネスバッグやトートバッグの手帳用ポケットにも入れることができて、「さぁ、ペンを使おう」の前の「まずペンを探す」作業から解放してくれます。

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本やノートとひとまめにしやすい

 筆記具や小物類を限りなくフラットな形状にまとめられる特性を活かして、ノートブックやタブレットPCをブックバンドでひとまとめにすれば、鞄の中が散らかりにくくなるうえ整理も容易になり、ポケットがないタイプのバッグの場合に有効です。

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中身の組み合わせ次第で、あなただけの道具箱に

 「メッシュケースSlim」には何本のペンが入るのか試してみると、ボールペンやシャープペンシルなど軸径の細い筆記具の場合は8本、軸径の太い多機能・多色ペンの場合には7本の収納が可能でしたが、「1本少ない程度が出し入れしやすいかな」という感触です。

 これだけでも、十分な収納本数ですが、筆記具だけでなくスティック状のハサミや消しゴムにタブレットPCなどに使うスタイラスペンなど、自分にとって必要なツールをまとめる「道具箱」としても活躍してくれそうです。

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Dカンの意外な使い方

 機能のひとつにDカン(リング)があります。内側にあるために外からは見ることができませんが、引き出して使えば取手として鞄のポケットに入れた状態からの出し入れに便利です。

 また、筆者は鉛筆の代わりに芯ホルダーを使っています、丸く太くなった芯先を削るために「芯削り器」をDカンにチェーンを通して携帯することで鉛筆削り器やナイフを持ち歩く必要がなくなり、軽量化に役立っています。

メッシュケースM

 ここまで「メッシュケースSlim」を紹介してきましたが、「メッシュケースM」にも少し触れておきたいと思います。

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小脇に抱えられるバッグインバッグ

 「メッシュケースM」のサイズは縦240mm、幅195mmと、バイブルサイズのレザーバインダー(システム手帳)をはじめA5サイズのノートブックやiPadminiなどのタブレットPCの収納も可能です。

 バッグインバッグとして使えるほかに、小脇に抱えて持ち運べるので、フリーアドレスの職場では、ノートと同時に資料やペンをひとつにまとめることで、機動力と携帯性を両立させて使うことができます。

まとめ

 以前には、ビジネスやプライベートで男性がトートバッグを使うといったケースはちょっと想像ができませんでした。社会が変化したことでライフタイルも大きく進化したと言っていいのかもしれません。そういった流れの中で、筆記具を携帯する道具は進化の途上にあると言えます。ボールペン1本ですべてを済ませる人から、シャープペンシルやマーカーペン、さらにデジタルデバイスとしてスタイラスペンなどを持ち歩く人もいるでしょう。

 それらのツールをひとまとめにしてペンケースの役割を果たしてくれる「メッシュケースSlim」や、A5サイズのノートブックやタブレットPCまでも収納できる「メッシュケースM」、コスメ用品の整理に便利な「メッシュケースXS」など、中身の視認性にも優れよりフラットにバッグに収納ができる、今の時代に相応しいツールケースがPLOTTER「メッシュケース」です。

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カラーバリエーションも抱負

データ
メーカー デザインフィル
ブランド PLOTTER(プロッター)
製品 メッシュケース
サイズ L/M/S/Slim/XS(全5サイズ)
カラー ブラック/グレー/レッド/グリーン(全4色)
価格
Lサイズ 2860円(税別)
Mサイズ 2640円(税別)
Sサイズ 2200円(税別)
Slimサイズ 1980円(税別)
XSサイズ 1430円(税別)

(出雲義和)

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