消えそうなゆきぽよ、「令和の飯島愛」みちょぱ。まったく異なるギャルとしての方向性

文=田口るい
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左:みちょぱInstagramより/右:ゆきぽよ Instagramより

 “ギャルタレント”としてバラエティに引っ張りだこの「みちょぱ」と「ゆきぽよ」。2人とも濃いめのギャルメイクや露出度の高い格好で、<元彼が少年院に入っていた>というエピソードも同じであるため、いまだに「どっちがどっちなのかよくわからない」という声もあるが、実際にはもともとの方向性そのものがまったく違うようだ。

 まず、みちょぱは、芸人からの評価がとにかく高い。昨年4月2日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、“みちょぱスゴイぞ芸人”という企画が放送され、出演者がみちょぱのバラエティでの相づちやノリ、言葉遣いなどを絶賛。ちなみにこの時、みちょぱはセクハラや下ネタへの対応がうまいとも評価されていたが、これについてはSNSで「セクハラ対応がうまいことを褒めるのはおかしい」と物議を醸した。

 また、2月12日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、バラエティ番組で輝く女性の中から令和のバラエティ女王を決定する「第1回輝く女大賞」にノミネートされたみちょぱ。放送終了後には<凄いカットされちゃってたけど中居さんと安住さんが口を揃えて飯島愛さんと重なると言ってくれたのがすごく嬉しかったな~大賞は取れませんでしたが今年も頑張ろう!!>とツイートしていた。長年にわたり飯島愛さんと共演していた中居正広と安住紳一郎アナウンサーによる評価は本物だろう。

 はっきりとした物言いながら相手に失礼な言動はせず、かといって遠慮がちな様子もないみちょぱ。真面目で芯のあるコメントをすることも多く、そのバランス感覚の良さで業界ウケは抜群なのだろう。

 また、モデルとしてのみちょぱは、バラエティで見せる顔とはまた違ったクールかつモードな魅力に溢れている。最近では、メンズアンダーウェアブランド・BODY WILD(ボディワイルド)のイメージキャラクターを務め、ギャルとはかけ離れたストリート・モード系ファッション誌『NYLON JAPAN』(カエルム)にも登場。インスタグラムで公開している私服も、モテを無視した強めなギャルスタイルなどが多く、同性ウケにつながるようなコーディネートがメインだ。

 一方のゆきぽよはどうか。彼女もバラエティ番組で的確なコメントをすると言われてきたが、みちょぱよりもいわゆる“女性らしさ”や色気が強いのが特徴的だ。ギャルの見た目だが中身は古風な価値観を持っている、というセールスポイントがしばしば垣間見える。政治的なネタにコメントすることもあり、安倍晋三元首相を擁護したこともあった。

 みちょぱも中学時代はヤンキーだったと明かしているが、ゆきぽよも同様。しかしゆきぽよの場合は学生時代のヤンチャにとどまらず、現在までそうした人間関係を維持していたようだ。今年1月、知人男性がゆきぽよ宅でコカインを使用して逮捕されていたことが発覚し、反社との付き合いが疑われることとなった。

 『サンデージャポン』(TBS系)で謝罪したゆきぽよは、逮捕された知人男性に好意を持たれてしつこくつきまとわれていたが、お世話になった先輩にその男性を紹介されたこともあって関係を切ることができなかったと説明し、「そんな男を自宅に入れるのはおかしい」と指摘されるなど散々な事態となった。

 2月16日深夜に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演した際には、ぼる塾・あんりに<ゆきぽよさんは付き合う男は普通と思っているかもしれませんが、ゆきぽよさんの普通はみんなにとって普通じゃねえんだよ>と言われていた。また、番組に視聴者から寄せられた「ヤンキーが犬を助けてたらすぐ好きになりそう」などの声を受けて、<世間様の言うとおりでございます>と認めるなど、キャラ変のターニングポイントを迎えている。

 ゆきぽよはキャバ嬢向けのドレスや、ヒップ部分がシースルーや網目状になったきわどい下着をプロデュースしており、自らモデルとしてそれらの着用ショットをインスタグラムで公開。さらに、男性らと密着しているパリピ風写真も投稿している。ファッションにおいてもセクシーなアプローチが多いゆきぽよ。みちょぱと同じギャル枠でも、ギャルとしてのスタンスはかなり違う。「ギャル」は一言で括れないのだ。

 さて、令和の飯島愛・みちょぱは絶好調だが、前述の騒動によりゆきぽよの立場は危うくなっている。ゆきぽよプロデュースの下着のデザインが既存の商品のパクリではないかという疑惑も持ち上がっており、今後も昨年までと同様にテレビバラエティへの出演が続くかは微妙なところだ。ただ、誰かが消えればすぐに新しい誰かがやってきて空白を埋めるのが芸能界。テレビのギャル枠は、すぐに埋まるだろう。

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