Clubhouseのデメリット「招待枠が少ない」「誹謗中傷があっても後からわからない」

文=wezzy編集部
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 日本で急激に注目を集めた音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。招待制で、音声によるリアルタイムコミュニケーションを行うなど、InstagramやTwitterとは異なった特徴を持つ、新しい形のSNSです。

 株式会社ネオマーケティングは、全国の15歳以上の男女を対象にClubhouseと他SNSの比較調査を実施。その結果を公開しました。

 Clubhouseを知っているという人の割合は37.2%。全体の約4割程度です。さらに、その中で利用経験があるという人は、「登録し、利用している」「登録しているが、利用していない」を合わせて8.1%でした。

「音声SNS『Clubhouse』と他SNSとの比較調査」より

 Clubhouse利用経験があるという人に、利用歴を尋ねたところ、「1週間以内」「2週間以内」「1カ月以内」が全体の67.5%でした。約7割の方がここ1カ月以内で利用を開始したようです。

「音声SNS『Clubhouse』と他SNSとの比較調査」より

 各SNSの利用頻度を聞いたところ、「1日に数回以上」という高頻度で利用している人が最も多いのは「Twitter」54.2%。次いで、「Instagram」50.3%、「Facebook」39.1%、「TikTok」40.4%、「Clubhouse」35.5%という結果でした。

 Clubhouseは、ほかのSNSと比べ1日に複数回利用している人の割合がやや少ないものの、「1日に1回程度」という人を合わせると、6割以上の人が日常的に利用しているようです。

「音声SNS『Clubhouse』と他SNSとの比較調査」より

 各SNSの利用目的には、それぞれのSNSの特徴が表れています。ClubhouseおよびFacebookの活用目的1位は「人と交流するため」でした。一方、TwitterとInstagramの1位は「興味関心のある情報を得るため」となっています。Instagramは、情報収集と暇つぶし、2つの目的で利用している人が多いようです。TikTokは、暇つぶしや息抜きに利用する人の割合が高い結果となっています。

「音声SNS『Clubhouse』と他SNSとの比較調査」より

 Clubhouseを使用して満足している点として多かったのは、「話を聞くだけでもよい点」44.6%、「気軽なコミュニケーションがとれる点」36.9%、「様々な情報が得られる点」32.8%などです。

 また、ほかのSNSと比較して、Clubhouseには、「情報源として他では得られないような情報が得られる」「文章のSNSとは異なり、文字を推敲することが無いので気軽に、かつ声を用いた深いコミュニケーションがとれる」などのメリットも挙げられました。

「音声SNS『Clubhouse』と他SNSとの比較調査」より

【自由回答の一部抜粋】
・ラジオ感覚で聴くだけでも大丈夫なので、ながら利用ができるのが便利(40代、女性)
・声を主題にしている分、深いつながりが生まれる(30代、男性)
・テレビなどのメディアとは異なり、また、文字でのSNSとは異なり、直接話ができる点(30代、女性)
・有名人と話しが出来る(50代、女性)
・クローズドで運営できて質がさがらない(40代、男性)
・単なる遊び半分の SNS と違って しっかりとした意見を持っている人と交流ができるから(40代、女性)
・コロナ禍で対面で会話することが難しい中、Clubhouseなら心ゆくまで話しすることができること。(60代、男性)

 他方、Clubhouseのデメリット・懸念点としては、言語やデバイスに関する指摘、「会話する」ことへの抵抗、個人情報・セキュリティに関する懸念が挙げられました。また、招待制であるがゆえに、周囲の人を積極的に巻き込みにくいこと、文字ではなく音声によるコミュニケーションという点において日常生活との境が無くなるなどの声もありました。

【一部抜粋】
・Android非対応(20代、女性)
・英語ばかりでわかりにくい(10代、女性)
・まだ使っている人が少ない(60代、男性)
・サーバーが落ちやすい(30代、男性)
・セキュリティや詐欺行為(40代、男性)
・プライバシーの保護などが心配です(30代、女性)
・記録をとれない。著作権侵害や誹謗中傷などがあっても後から分からない。(50代、男性)
・招待枠が少ない(30代、女性)
・様々な情報による勧誘(50代、男性)
・roomで指名されると話さないといけない(50代、男性)
・依存しやすい(30代、男性)

▼調査概要
「音声SNS『Clubhouse』と他SNSとの比較調査」
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の システムを利用したWEBアンケート方式
調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、Clubhouseを利用している 15歳以上の男女
有効回答数:710名
調査実施日:2021年2月8日~2月10日

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