主催:株式会社現代書館
【日時】
2021年3月2日(水曜)19時~20時30分
Zoomウェビナーにてオンライン開催(参加人数90名まで)
若い受刑者のなかには、軽度知的障害や虐待経験、そこから非行・薬物依存につながった結果、罪を犯してしまったケースが多くあります。そうした「生きづらさ」を抱えた若者たちは、社会に傷つけられ、偏見や排除により、孤立を深めます。
これまで支援の手が届かなかった若者を、いかに包摂するか。司法の前に支援につなげることはできないのか。家族に抱え込ませないためにはどうしたらいいのか。青年期に非行・犯罪行為を繰り返し、現在は薬物・アルコール依存と共に生きる渡邊洋次郎さんと、元厚生労働省事務次官で、現在は若者支援に取り組んでいる村木厚子さんにお話を伺います。
〈講演者情報〉
渡邊洋次郎…1975年、大阪府生まれ。介護福祉士。10代から鑑別所入所、少年院入院を繰り返す。20歳からアルコール依存症等で精神科病院へ48回入院。30歳からの刑務所服役後、自助グループへつながり、回復の道を歩み始める。現在、依存症回復支援施設で職員として働きながら、啓蒙活動や海外の自助グループとの交流を行っている。著書に『下手くそやけどなんとか生きてるねん。』(現代書館)がある。
村木厚子…1955生まれ。高知大学卒業。78年労働省(現厚生労働省)入省。女性政策、障がい者政策などに携わり、13年から15年まで厚生労働事務次官。退官後は津田塾大学で教鞭をとるほか、企業の社外取締役などを務める。また、累犯障害者を支援する「共生社会を創る愛の基金」や、若年女性を支援する「若草プロジェクト」の活動に携わっている。
〈視聴環境につきまして〉
・Zoomのウェビナーで視聴いただきます。インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットがあれば、ご利用いただけます。
・配信のURLとご案内は、2/25以降、順次メールでお送りいたします。
・チケットの購入、お問い合わせは株式会社現代書館ホームページまで
https://gendaishokanshop.stores.jp/items/602cefbc6e84d51694f01cde