質の高い睡眠を取る人の共通項は「起床時刻」にあった!?

文=wezzy編集部
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GettyImagesより

 無料の睡眠計測&目覚ましアプリ「睡眠ランキング」が、全ユーザーを対象にした2021年1月の全国ランキング結果から、「もっとも質の高い睡眠をとれたユーザー」TOP5を発表しました。

【1位】スコア:2989(東京都 男性)
【2位】スコア:2977(東京都 男性)
【3位】スコア:2972(岩手県 男性)
【4位】スコア:2941(茨城県 女性)
【5位】スコア:2929(千葉県 男性)
※2021年1月1日~31日「睡眠ランキング」全ユーザー、睡眠スコア+静寂スコア(100点満点)の累計値
※2021年1月31日時点「睡眠ランキング」ダウンロード数:47,116件

 意外なことに、TOP5ユーザーの平均睡眠時間は「7時間7分」。日本人の平均睡眠時間「7時間42分」(出典:総務省統計局「平成28年社会生活基本調査」)と比べても、彼らは長い睡眠時間を確保しているわけではないようです。

 しかし、それでも高い睡眠スコアを出している彼らには、「質の高い睡眠」を保つための、ある共通項が見受けられたといいます。

 それは、ひと月を通して、毎日の起床時刻の差が1時間以内という「規則正しさ」です。就寝時刻が多少遅くなる日があっても、朝の目覚める時刻がほぼ一定であるため、体内時計(サーカディアンリズム)のリズムを崩すことなく、翌日の快眠につながっていると、「睡眠ランキング」は分析しています。

 ウーマンウェルネス研究会の調査によると、コロナ禍の影響で、5人に1人が睡眠の質が悪化したとの結果が出ており、世界的にも「コロナ不眠」は社会問題として注目を集めています。しかし、自粛生活が続く今だからこそ、ストレスケアや免疫力アップのためにも、心身を整える「いい睡眠」を取りたいところです。

 休日でもなるべく平日と同じ時間に起きて太陽の光を浴びる、寝不足で朝寝坊したい日は二度寝をする前に「カーテンを明けて、部屋を明るくする」ことを心がけるなどして、体内時計を整えていきたいですね。

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