SUMMARY NOTE BOOK (いろは出版) 写真はA5サイズ
サイズ: B5 A5
価格: B5:396円 A5:374円 ※税込価格
ここ数年、文具界に新風を巻き起こしているのが、「スタディプランナー」を中心とした学習向けに特化した製品の数々。勉強計画を立てるためのノートをはじめ、単語帳、付箋など、学習の効率化を図り、なおかつデザインやカラーのかわいらしさ、きれいさで勉強へのモチベーションを上げてくれるアイテムが続々登場しています。
今回、ご紹介するのは、そんな学習意欲を高めてくれるアイテムの一つ。勉強を頑張る人を応援するステーショナリーを提案しているブランド「&STUDIUM」の“まとめノート”こと「SUMMARY NOTE BOOK」(以下SUMMARY ノートブック)です。
きれいな「まとめ」を作るためのこだわりが詰まったノート
すでに大人になっている方は思い出してみてほしいのですが、学生の頃「まとめ」のノートを作ってはいませんでしたか? 勉強してきたことを改めてきれいに書き直して一冊のノートにまとめていくあの作業を、きれいにやりやすく行えるように作られたのがSUMMARY ノートブック。一見、かわいらしい普通のノートに見えますが、その中にはきれいに「まとめ」ができるためのこだわりが詰まっています。
ノートを開くとまず出てくるのは、タイトルページ。ここに、科目名や用途、使い始めた日にちを書くことができます。
タイトルページをめくると、次はマークルール/メモのページとインデックスのページ。マークルール/メモのページは、「重要なところはこの色で書く」「ポイントになる部分はこのマークをつける」といった、色分けやシール、記号など、ノートを使うにあたってのルールを書いておくことができ、インデックスページには、どこに何を書いたかを一覧で記録することが可能。いずれも、あるのとないのではノートの使い勝手が全然違ってくるページたちです。
次からが、いよいよノートのメインのページです。
薄い罫線が伸びて、その背後にうっすらとした方眼が入ったフォーマットですが、こちらは、罫線に沿って文字をまっすぐ書くことができ、方眼を活用して線引きや図形作成も楽にできるかなりの優れもの。字をたくさん書くまとめにも図形や表を多用するまとめにも対応していて、さまざまな科目に使えるノートになっています。
メインページには、そのほかにも細かいこだわりポイントがたくさん。まず、上部に日付を書き込める欄があり、ページに書いた日を記録でき、そのそばにはハートマーク付き。こちらに色をつけるとノートをかわいくすることができ、ページを全部書き終えたら塗りつぶす…など、モチベーションアップにも使えます。さらに、ページの端にはインデックスに使える細めの欄。ここを色分けする、あるいは重要なページに色付けをする…などのようにすれば、見たいページをサッと見返すことができます。
もう一つこだわりポイントが、ページの上下左右にページを分割するときに使える印がついていること。ページ内を線で区切って使いたいときは、この印同士を線で結んでいけば、目盛りをいちいち数えなくとも楽に分割できるようになっています。
そして、最後に待っているのは、使い終わった日付を書き込めるフィニッシュページ。SUMMARY ノートブックは、スタートした日付と科目や用途、使い終えた日付までノート内に書きこむことができ、ノートの表紙に日付やタイトルをマジックなどででかでかと書くのはちょっと…という人にとっては、うれしいノートだといえます。
学習のまとめだけでなく、日記帳、仕事ノートにも
きれいな学習まとめを作るためのノートであるSUMMARY ノートブックですが、いろいろと使いやすい配慮がされているおかげで、学習以外の場面でも活用できるノートになっています。
たとえば、日付を記入できるので、1日1ページの日記帳として使うのもよいでしょう。日記を罫線に沿って書けば、字が変に曲がってしまうことなく、横罫ノートに書くように日々の記録を残していけます。
また、todoリストや仕事プランを書く仕事向けノートにするのは、大いにあり。罫線と方眼、そして上下左右についた印のおかげで、非常に線が引きやすい仕様になっているので、書きたい内容に応じて楽に区分けしたり表を作ったりして、仕事に合わせた活用がしやすいはずです。
SUMMARY ノートブックはB5とA5の2サイズで展開し、カラーバリエーションも豊富。ラブリーなピンクや爽やかなブルーやミントなど、きれいな色が揃っているので、色違いで科目別、用途別に使い分けるのもよいでしょう。字を書くのも線を引くのも非常にやりやすい、デザインもすっきりしてかわいらしく、学生さんはもちろんのこと、大人の方もぜひ使ってみてほしい一冊です。