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マスク生活が長く続き、顏の緊張感がゆるみ、締りのない口元が気になっていませんか? 口角を意識しない生活が続くと、表情筋が衰えて頬の輪郭が曖昧になり、ほうれい線が目立ってしまいます。キュッと締まった口元には、やはりエクササイズが必要。今回は、気になる「ほうれい線」を目立たなくする方法を紹介します。
あなたのほうれい線は乾燥? それともたるみ?
ほうれい線は、大きく2つのタイプに分けられます。ひとつは乾燥によるもの。見た目は目元の小じわのように浅いタイプで、早い人は20代で出現します。
この原因は乾燥なので、ドライスキンの傾向の人に出やすいです。しっかりと保湿をするなど、シワ対策用のスキンケアを使うことで次第に目立ちにくくなってきます。
一方で、たるみが原因のほうれい線は、加齢によるもの。肌の弾力とハリが失われることで頬の皮下脂肪を支えることができなくなり、その結果、深い線のたるみとなって現れます。
この場合は、リフトアップ効果が望める美顔器の使用や、頬を鍛える顔面エクササイズを生活の中に取り入れましょう。
リフトケアは、マスクにより表情筋が衰えた頬にも効果的です。強張った頬の筋肉をほぐし、口角を鍛えるケアを習慣にすることで、引き締まった口角や頬が期待できます。
お金を掛けずに自宅で頬をエクササイズ!
まずは、お金をかけずにできる頬のエクササイズを紹介します。中身が空っぽのペットボトルを1本用意してください。
・口を「お」の形にしてから、息をしっかり吐き切る。
・ペットボトルを両手で押さえたら、唇だけでくわえる。
・ペットボトルの空気を一気に吸い込む。このとき、ボトルが凹むまで頑張りましょう。
・5秒前後キープしたら、今度は一気に息を吐き出す。
これを3回ほど繰り返し行うことで、頬の筋肉が鍛えられます。ただし、即効性はありませんので、スキンケア同様、毎日コツコツと続けることが大切です。
EMSがほうれい線ケアや顏の引き締めに効果的
「EMS」という言葉、美容に関心のある人なら1度は聞いたことがあることでしょう。「Electric Muscle Stimulation」の略で、これを搭載した「EMS美顔器」が今話題です。
顏の下半分に装着し、筋肉に微弱な電流を与えて刺激。これが表情筋に働きかけ、肌のハリを向上させる効果が期待できます。ほかにも、コリや血流を改善し、たるみやほうれい線をケアしながら、顔を若々しく整えていく効果も期待できます。
特に頬周辺にある「大小頬骨筋」と「咬筋」を鍛えると、ほうれい線の原因となる顏のもたつきが解消されやすいとわれています。エクササイズが長続きしない人でも、装着するだけで顏の筋肉に働きかけるEMSなら、家事やテレビを見ながらの “ながら美容”ができるので取り入れやすいアイテムなのです。

大小ある頬骨筋と咬筋を鍛えることは、ほうれい線予防の近道かも!?(画像・資料:提供ヤーマン)
いま売れている、オススメ美顔器3選
では、EMS機能を搭載した、話題の美顔器を紹介します。
全顔の筋肉を区別せずに一気に鍛えるのは、エイジングケアにとって逆効果になる可能性があると考えるヤーマン。『メディリフト プラス』は、鍛えるべき「大小頬骨筋」にはトレーニングEMSで、硬くなりがちな「咬筋」には休ませるためのリリースEMS 4でアプローチ。部位によって適切な波形を自動で出力するので、装着するだけで効率的に顔のもたつきをケアできます。
ルックスも美しい、世界初のヘッドフォン型EMS美顔器。顔の見た目を決める筋肉「上唇挙筋」と「眼輪筋」などにダイレクトにアプローチします。
わずか10分間、EMSによる電気信号で筋肉を動かすことでトレーニング効果を実現し、表情筋を鍛えてリフトアップ。コリや血流を改善して、たるみやほうれい線をケアしながら、美しいプロポーションへと整えます。
タレントの岡田結実さんがアンバサダーを務めるニコベルト。フェイスラインにとって最も重要な大小頬骨筋と咬筋を同時に鍛える & 整えるフェイスライン専用EMSです。5分の使用で、なんと小顔ローラー約300回分に相当する筋活動量。シチュエーションにあわせた3つのモード搭載、10段階のレベル調整が可能です。
鍛えづらい表情筋は、エクササイズや美顔器を取り入れながら“意識する”ことが重要です。引き締まったフェイスラインをイメージしながら、「頬トレ」を始めてみてはいかがでしょうか。