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錦戸亮の俳優復帰がついに発表された。ファンの間ではすでに話題となっていたが、「女性自身」3月23・30日合併号(光文社)が錦戸の出演する映画『Cottontail』の詳細を報じたのだ。
映画『Cottontail』は日本とイギリスで今年6月頃から撮影を予定しているという。錦戸亮はリリー・フランキーと親子役を演じる。共演には木村多江や高梨臨ら実力派が顔を揃えているそうだ。
ただ、深刻な製作費不足がありギャラは激安。それでも錦戸は「ぜひやりたい」と快諾したという。
錦戸が関ジャニ∞を脱退しジャニーズ事務所を去ったのは2019年9月のこと。それまで俳優として高い評価を得ていた錦戸だが、以降はパタリと映画・ドラマの出演がなくなった。少なくとも、地上波のテレビ番組で彼の姿を拝むことはまずなくなったのである。
その一方、昨年2月、錦戸はTwitterで演じることへの意欲を見せていた。
<HDに未だに残してある以前出ていた青春ドラマを、数日間で一気に見直しました。懐かしくもあり、大変でも充実した日々だったなぁなんて、想いに耽っていました>
<久々セリフ言いたいなって欲も出てきました。何にも気にしないで馬鹿なふりして気軽に連絡くれればいいのにな>
すると「週刊女性」(主婦と生活社)が、ジャニーズ事務所を辞めても仕事があるとたかをくくっていた錦戸は、テレビ局からのドラマ出演オファーが途絶えて「こんなはずじゃなかった」と焦っていると報道した。
その記事に対して錦戸は、またTwitterを更新して否定している。
<某“Weekly Woman”から連絡がきた。どうやら仕事がないと方々で僕が嘆いているらしい。そんな薄い記事を相手にしちゃう僕はきっと仕事がないんだな コラ 見えてる所だけが仕事じゃないぞ>
実際、水面下では、いろいろと動いている話があったのだろう。ただ、話がまとまることは困難なようで、「Rolling Stone Japan」2021年2月号(ネコ・パブリッシング)のインタビューで錦戸は、役者業についてこう明かしていた。
<そういうお仕事どうですかって言ってくれる人もいるんですけど、案外うまくいかないことが多くって。難しいなって>
また、今年1月22日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で同局系の過去のドラマ映像が流れた際、錦戸の姿が抹消されていたことも波紋を呼んだ。
スタート直前だった新ドラマ『俺の家の話』の面々がゲスト出演する中、「俺の昔の話」というテーマで長瀬智也、桐谷健太、永山絢斗らの過去の出演ドラマの映像を流したのだが、『流星の絆』『ごめんね青春!』では錦戸の出演シーンが完全にカットされたのである。
どちらの作品でも錦戸はメインキャストで、『ごめんね青春!』に至っては主演にもかかわらず、その姿は不自然に消されて編集されていた。ネットでは「おかしい」「ジャニーズ事務所のせい?」と非難轟々だった。
それと同時に、過去の映像でさえこの有様ならば、新たな地上波ドラマへの錦戸の出演など、夢のまた夢なのではないかという諦めムードも漂った。
そうした騒動を経ての映画発表。錦戸の気合も十分だろう。“ジャニーズアイドル”としてではなく、一人の役者・錦戸亮として、新たな一歩を踏み出して欲しい。