
尾形貴弘Instagramより
3月7日放送『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で、パンサー・尾形貴弘による妻へのモラハラ言動が明らかになり、Twitter上で批判を集めている。
この日の放送は、尾形のしくじりを基にした授業だが、まだ尾形が”しくじり中”であることから、タレントの藤本美貴が一緒に登壇し解説を行った。
尾形のしくじりの内容は「家庭内モラハラ&DV疑惑」。モラハラとDVには明確な線引きはなく、場合によってどちらにも該当する。また、夫から妻へという方向性の加害に限らず、妻から夫に向けて行われる場合もある。
番組に話を戻す。『しくじり先生』では、まず、モラハラやDVをしてしまう人の共通点として「モラハラやDVの自覚がない」との説明がされた。これに対し尾形は<あいちゃん(妻)のこと本当に愛していますから 愛している人にそんなのやります?」と否定する。
一方、モラハラをやってしまう人に見られる「自分の間違いを認めない」「人一倍傷つきやすくナイーブな面もある」など6つの特徴については、「全部当てはまる」と答えた。
このまま自覚なしにモラハラを続けて妻に訴えられた場合、「離婚&多額の慰謝料請求のリスクがある」と説明されると、尾形は「あいちゃんは僕を愛しているのでそんなことは絶対ない。(家賃などの)お金も僕が払ってるので」と発言。共演者からは「酷い」「そういうところ」「経済的DV」と指摘された。
尾形のモラハラの根源には、異常な嫉妬心があるようだ。例えば、back numberの音楽の鑑賞を禁止しているという。もともと妻はback numberのファンであるという。
そんな妻が以前back numberのライブのチケットを取っていたところ、同日にパンサーの単独ライブが決定。先に決まっていたback numberのライブに行った妻に尾形は「俺とback numberどっちが大事なの?」と問い詰め、その件からback numberを禁止にしたそうだ。
尾形は妻がライブに行ったことで「打ち上げなどでback numberと繋がってしまうのではないか」といった心配をしているようだが、共演者からは「なんであいちゃんが呼ばれるの」「(観客も参加する打ち上げは)だいぶ若手芸人のやつでしょ」と冷静なツッコみ。
また、「自分はグラビア見たりしないの?」と問われた尾形は、<男はいいんじゃないかな>と回答。自身は個室ビデオ店にも足を運んでいるようだ。この「男の自分はいいけれども、女はダメ」ルールには共演者から「最低!」などの声も飛んでいた。
他にも「恋愛ドラマ見るの禁止」「男性美容師に散髪してもらうの禁止」「宅配便の人と話すの禁止」など妻に対する13の禁止ルールを紹介。
中には「Vネック、ショートパンツ禁止」というルールもあり、THE RAMPAGE from EXILE TEIBEの陣から「オシャレを楽しみたい人もいるし、ストレスになっちゃうのでは?」と心配されると、尾形は<足を見せるとか胸を半分見せるのはどういう感覚なんですか? モテたいってこと?>と疑問を投げかけた。
これに対して青山テルマが<オシャレしたいだけ>と答えるものの、尾形は<胸を見せる意味って何なんですか?>と納得できない様子であった。
こういった禁止ルールに対し、妻は「本当にめんどくさい」とは思っているものの、尾形がそういう人だと知ったうえで結婚したため、仕方がないものと受け止めており<これで嫌いになることはない>と答えていた。
ただ、夫婦喧嘩の場面で、尾形から<父ちゃん元ヤンだもんな!><うちの母ちゃんはできるのにあいちゃんはできないよね>などと言われて姑と比較されたときは、離婚を考えたそうだ。
一方、尾形は<母ちゃん出すのはこんだけ傷つけているんだって知らなかった。そんなに傷つくんですか?>と理解できなかったようで、青山が<逆に言ったら、あいちゃんが(尾形を)他の男の人と比べたらどう思いますか?><自分が嫌がることを相手にズバズバ言って傷つけるって愛なんですか?>と問うと、<愛じゃないかもしれないです>と自分の愛情表現の歪みに少し気づいたようだった。
なお、モラハラをしないようにする対策として、<疑うより、自分に夢中になってもらえるような魅力的な人間になることを心がける>といった心得、怒りのピークである6秒を待つことで気持ちを落ち着かせる「アンガーマネジメント」、そして、<行き過ぎた愛情は相手を苦しめることもある 愛しているなら信じてあげよう>といった教訓が紹介された。
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