水溜りボンド「なんだっけ? 俺らって?」低迷続く悩みを語る

文=千葉佳代
【この記事のキーワード】

 現在人気低迷中のYouTuber水溜りボンドが、元サポートメンバーだったPさんの家を訪れ、YouTubeの難しさについて語った。

 Pさんは2020年に水溜まりボンドから独立。勤めていた会社も辞め、YouTuberになる道を選んだ。とはいえ、水溜りボンドから離れ、個人の力で切り開いたチャンネルはそう簡単には軌道に乗らなかったようだ。

 デビューから半年でチャンネル登録者数は9.67万人。2020年6月に公表した収益は7万2153円だった。当時、Pさんは、「現在住んでいるYouTuberシェアハウス・レイワ荘の家賃6万円、携帯代約1万円を支払うと、自由に使えるお金は2000円しか残らない」「貯金を切り崩して生活している」と語りつつも、「いつかね、『収入いくらですか?』って(聞かれた時に)『いや言えないですよ~』って、言えるように頑張っていけたらなと思いまーす」と夢を語っていた。

 ところが、Pさんは事務所にも所属せず、フリーで活動していたこともあり、企業案件が入りにくく、また、コロナの影響で数少ない案件も流れてしまった。

 チャンネル登録者数も伸び悩み、Pさんはついに「今年3月31日までにチャンネル登録者数を1万人増やせなかったら、YouTuberとして生きていくことをやめよう」と決断。精神が不安定になったのか、Twitter上で「今日は1日中泣いていた」「死にたい」などと呟いていたそうだ。窓から飛び降りたいと書いてあったので、トミーは2階くらいかと思っていたら、Pさんの部屋は6階。「一階に引っ越させるよ?」とカンタも心配していた。

 Pさんのチャンネル登録者数の目標は残り1600人。一度見てほしいと水溜りボンドは呼びかけたが、この動画公開後、あっという間に1万人を超え、10.9万人となった。急上昇ランキングにも載り、水溜りボンドの影響力を見せつけた形だ。

 Pさんは「ただいま別の動画の収録で外に出ておりましたが、とんでもない勢いで今年度の目標一万人が達成されました! ここまで関わっていただけた全ての人に感謝をお伝えします! ありがとうございます!」というコメントと共に、土下座している動画をTwitterにアップ。

 水溜りボンドのカンタも「水溜りボンドが助けたわけじゃなくて、間違いなくPさんの努力の成果!」とこのツイートをリツイートした。この動画は約44万回再生され、水溜りボンドとしても良い結果となったようだ。

 その一方、YouTubeに関しては、水溜りボンドも日々悩んでいるという。チャンネル登録者数は418万人と巨大な数字を持っている水溜まりボンドだが、一時「オワコン」と言われるほどに再生回数が低迷してしまった。チャンネル失速につながった一つの要因は「チケット炎上事件」だ。

 昨年10月30日、水溜りボンドはイベント「水溜りボンドのオールナイトニッポン0(ZERO)リスナーアミーゴフェスティバル」のチケットが即完売にならなかったことについて愚痴る動画を投稿。

 数時間前にチケットが販売されたばかりにも関わらず、即売り切れにならなかったことについて2人は「腹掻っ捌こうかなと思った」「シンプルに実力不足」と悔しさをにじませ、チケットが売れなかった原因について「ファンとの距離が遠くなった」と発言した。

 この発言が、水溜りボンドを応援してきたファンたちを失望させてしまったのだ。コロナ禍で誰もが思うように外出できない状態だ。しかも、チケット代が高すぎるという意見もある。にも関わらず、支えてくれるファンに責任転嫁するような態度をとったことで、ファンの水溜りボンド離れが加速した。

 トミーはこの状況を受け、頭を坊主にして反省してみせたが、炎上状態は続いた。12月31日には丸6年、2240本続けてきた毎日投稿も終了。いったんリセットして初心に帰り、YouTubeらしい動画を投稿し始めたことで、また再生回数は徐々に増えてきたが、一時期のような100万再生が当たり前だった時代にはほど遠い。

1 2

「水溜りボンド「なんだっけ? 俺らって?」低迷続く悩みを語る」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。